ジムニーオーナーなら抑えておきたいアイテム!
スズキ「ジムニー」やトヨタ「ハイエース」などのドアモールやプロテクターの企画・製造・販売を手がけ、埼玉県八潮市に工場を構える「愛工房(めぐみこうぼう)」。貼り物ドレスアップアイテムはもちろん、便利グッズなどの商品もラインナップしています。今回はスズキ ジムニー専用グッズを紹介します。
デイキャンプにオススメの「イージーメッシュテント」
最初に紹介するのは、「イージーメッシュテント」です。アウトドア映えするジムニーとキャンプの相性は良く、ここ数年でも注目されている組み合わせです。開発のきっかけについて自身もジムニーを所有する愛工房の代表取締役の天野信昭氏に聞いてみました。
「アウトドアをする人にとって、とくに夏場のキャンプは虫との闘いですよね。蜂や蛾、蝉に蚊といった虫の侵入を防ぐことができないかな? と思っていました。それから、子どもがいる家庭では、自分たちが料理を作ったり、寝床用のテントを建てている時に、目を離すようなシーンが必ず出てくると思います。そこでひらめいたのが、ポリエステルやナイロンといった従来の素材ではなく、メッシュ素材を使うことでした」
製品の特徴は、上記でも触れたようにメッシュ素材を使用することで、飛んでくる虫の侵入を阻止することができます。くわえて地面から迫りくる虫を防ぐために、テントの長さは地面ギリギリにしているところがポイントです。
また、メッシュ素材は内外から透けて見えることで、テント内にいる自分の存在を周りにいる人に知らせる効果と、テント内から外の様子を把握することができるので防犯にも役立ちます。テントの天井部はメッシュではなく、UVカットと防水性を備えた生地を使用しているので、暑い日の日差しや急な雨から守ってくれます。ファスナーは内外から開閉が可能となっているので、出入りに煩わしさを感じさせないのも嬉しいですね。
撮影のために実際に中に入ってみたのですが、メッシュ素材は風通しもよく、日除け対策にもなりました。
使うシーンとしては、寝泊まりをする場所というよりは、中で食事をしたり休憩をしたりするスペースとして活用するイメージです。イージーメッシュテントとは別に寝床や着替え用の空間の確保をおすすめします。気軽にできるデイキャンプなどで使用しても良いですね。大きさは縦2m×横2m、高さ2mちょっとで、大人2人が小さめのテーブルと椅子を並べて過ごせるくらいの広さがあります。テント内で立って作業が出来る高さがあるのはありがたいですよね。
そんなイージーメッシュテントのこだわりポイントは、設営に時間がかからないこと。キャンプに多少慣れている人であれば最短で10分で設営可能だそうです! また製品は、メッシュテント本体とポール、ペグ、ロープ、車体に取り付ける金具がセットになっており、ペグ打ちのハンマーのみを自身で用意すれば、すぐに使用できます。
想像以上に簡単に設営できる
ということで、非力で不器用、身長156cmの筆者がテント設営体験をしてみました。
手順は、まずジムニーのレインモール部分に金具を装着します。取り付けた金具にメッシュ素材のテントの端の穴をはめ込んだら、テントを広げておおよそのポールを立てる位置を決めます。次に、ペグを打ち込み、支柱を組み立てたらほぼ完成です。最後に、支柱の先端とペグをロープで固定をするだけ! 取扱説明書も付属するので、あっという間に完成しました。
ポイントは、ロープのテンションをしっかりかけることと、ペグをしっかり打ち込むことにさえ注意すれば設営をスムーズに行うことができました。
「うちの商品は全部、時間をかけずにカスタムや装着できるということをモットーにしていますから」
と語る天野氏のこだわりが今回の製品にもぎゅっと詰まっていますね。さらに、セットをコンパクトに収納できる専用バッグも付いてくるので、片付けや持ち運びも楽ちんです。まさに至れり尽くせり。
高い悪路走破性や狭い山道を走りやすいボディサイズを生かしたキャンプなどのアウトドアを楽しむジムニーユーザーの中には、最近では女性オーナーも増えてきているので、女性ひとりでも組み立てができるのはテントに求められる大切なポイントでしょう。
ちなみに、車体への取り付け部は、ジムニーのレインモール部分に金具を装着していますが、レインモールがある車種ならジムニー以外でも使用できます。レインモール部分がない車種の場合、強力な吸盤やマグネットとフックを代用してもらえれば、テントとして使用可能とのことでした。
取り付け簡単、虫除け、防犯、至れり尽くせりな「イージーメッシュテント」の価格は5万8000円(送料・消費税込み/離島は別途送料)。※入荷の時期により、ペグの色が見本と異なる場合があります。