自分で縫うから愛着も湧く「本革ステアリングカバー」
次に紹介するのは「本革ステアリングカバー」。こちらのステアリングカバーは、自身で糸と針を使ってステアリングに縫い付けて装着する珍しいタイプの製品です。使用している革は牛革で、伸縮性のある柔らかなものだそう。ステアリングに縫いつけやすく、手に馴染みやすいものになっています。
開発のきっかけは、最近のステアリングカバーは被せるタイプのものがほとんどで、カスタム方法は手軽ではありますが、装着してみると隙間ができてしまい、握ったときの違和感や隙間の見た目の悪さが気になっていたとのこと。そこで手縫いの製品を今回製作したそうです。手縫いの方が、自分の力で締め付けながら隙間なくステアリングに巻いていけるので、仕上がりが綺麗になるようです。
開発の際にこだわったポイントは、革の厚みだそうで、ミリ単位で革の裏側の厚みを梳いていったそうです。また裏側にはスポンジ生地が貼り付けられており、握ったときの感触が良くなるとともに、革のひび割れを防ぐ役割もあるようで、天野氏の繊細なこだわりが見受けられます。
縫い方はとても簡単! ステアリングのスポークに革の縫い目部分を合わせて、ステッチにクロスをするように糸を通していくだけ。縫う際のコツは、締めながら隙間ができないように縫っていきます。糸は蝋が塗られた蝋引き糸を使用しているので、滑りにくく縫いやすいようです。詳しい縫い方は取扱説明書に書かれているので、それを見ながら縫えば30〜40分くらいで仕上げられるとのこと。糸がほどけてしまうので、最後の糸の始末だけはしっかり行うのが注意点です。使用しているうちに糸が緩んできてしまった場合は、ほどいて、再度縫い直すだけなのも手縫いのいいところですよね。
カラーは、天野氏のひらめきと好みで決定した明るめのブラウン。今後、ユーザーからのリクエストなどがあれば、濃いめのブラウンや他のカラーの展開もあるかも? とのことなので、気になる方はチェック!
ジムニー/ジムニー シエラ専用「本革ステアリングカバー」の価格は8000円(送料・消費税込/離島は別途送料)。
誰でもすぐにカスタムできるステッカーチューン
最後は、愛工房のモットー「誰でも簡単、すぐにカスタムできる」の代名詞のステッカーです。縞板模様の「樹脂製縞板ボンネットプロテクター」は、ジムニー専用品で、貼るだけ簡単、届いたその日、その場でドレスアップできてしまうお手軽アイテム。デザインは、貼りやすいよう端の部分を攻めすぎずにゆとりを持って設計されており、ゆとりのおかげで剥がれにくくもなっています。素材は塩化ビニルなので、しっかりと厚みのあり高級感あふれる仕上がりです。耐光性、耐水性もバッチリ!
こだわりポイントは、縞板のワイルドさとボンネットの平面にメリハリを与えられるところだそう。もちろん、初めてのカスタムにピッタリな手軽さもこだわりポイントとのことです。
カラー展開は、ブラック/シルバー/アイボリーの3色。こちらの製品は現在販売中で、売れ筋はブラックのようです。珍しいアイボリーカラーのアイテムは今後も製作する予定のようなので、他のユーザーと差をつけたいオシャレユーザーにオススメしたいカラーなんだとか。
「樹脂製縞板ボンネットプロテクター」の価格は6000円(送料・消費税込み/離島は別途送料)。
天野氏は、縞板模様のステップの傷つき防止ステッカーをはじめ、今回紹介した縞板模様以外の柄のボンネットステッカーの製作も今後の商品展開の視野に入れているそう。今回はジムニーにスポットを当てたアイテムをご紹介しましたが、愛工房の新商品の登場に今後も目が離せませんね。
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