その4 高速道路でハイドロが起こったらどうする?
教習所でも習うのがハイドロプレーニング現象。高速で走っているとタイヤと路面の間に水膜ができて浮いてしまい、コントロール不能になるというもの。教科書に載っているだけで実際に起こらないのでは、と思うかもしれないが、タイヤが摩耗していて溝がないと簡単に起こってしまう。ちなみに溝がタイヤと路面の間の水を排出するので、溝が減っているとそれだけ排出量が減るため、ハイドロが起きやすくなる。
もし起きてしまったら、アクセルを戻して惰性で走って速度が落ちるのを待つしかない。落ちてきて、グリップが戻ってきたら、シフトダウンで安全な速度域まで落とそう。
その5 ゲリラヒョウに遭遇したら?
ゲリラ豪雨もさることながら、季節外れのヒョウ(雹)が突然降ることが増えてきた。ゴルフボールぐらいの氷がヒョウで、ボディに当たるとデコボコになってしまうことがあるほど威力がある。自然に当たってしまうのは不可避かもしれないが、走行中に遭遇したら、すぐにスピードを落として安全な場所に止めて、やり過ごす。走っているとその衝撃で、ガラスが割れることがあるためで、止まることで少しでも衝撃を和らげることができる。