クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • SPORT
  • 京都工芸繊維大学が優勝!「学生フォーミュラ2023」は最後に審議が入るというドラマが用意されていました
SPORT
share:

京都工芸繊維大学が優勝!「学生フォーミュラ2023」は最後に審議が入るというドラマが用意されていました

投稿日:

TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

アウトラップから好タイムを連発するバトルに

昼の休憩をはさんで、残りは「FINAL 6」と呼ぶ、「オートクロス」で好成績を出した上位6台による最後の「エンデュランス」となった。2台ずつが走行するファイナル6では、順位5・6位の#14岐阜大学「岐阜大学フォーミュラレーシング」と#3日本自動車大学校「Formula Factory NATS」の2台の走行からスタート。そして3位#4千葉大学「千葉大学フォーミュラプロジェクト」と4位の#8名城大学「Meijo Racing Team」、そして最後に1位と2位の#1京都工芸繊維大学「Grandelfino」、#7工学院大学「工学院レーシングチーム」がコースインした。

とくに最後の2台の対決は双方がアウトラップから好タイムを連発するバトルとなった。つねにラップタイムを揃えるように走る#7工学院大学に対し、ペースを抑えていく#1京都工芸繊維大学と双方の戦略は異なるものとなった。それでも見ごたえのある2台の走行に、2019年以来、4年ぶりに一般観戦が可能になり、多くの来場者がぐるりと取り囲んだコースサイドは、その2台の走りにくぎ付けであった。

しかしドライバー交代をして、この最後の走行で先行する#7工学院のセカンドドライバーは、なんとチェッカーフラッグを見逃しもう1周を走行してしまい、ブラックフラッグが振られることに。ここで大きくポイントを落とすこととなってしまう。このファイナル6最後の走行での審議に時間がかかり、この日の夕方予定されていた表彰式は順延されることに。正式結果は9月5日にようやく出された。

優勝は#1京都工芸繊維大学、総合2位には#3日本自動車大学校、3位には#14岐阜大学という結果。京都工芸繊維大学にとっては2016-17年の連覇に続く2回目の連覇となった。2022年自動車大学校として過去最高位となる3位を獲得した日本自動車大学校はさらにその記録を伸ばすこととなった。また岐阜大学も過去最高位を獲得した。

エンデュランスでトップとなったのは#1 京都工芸繊維大学

学生フォーミュラ日本大会、次回は2024年9月上旬、今回の会場となったエコパから、初開催となるAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)に会場を移しての開催となる。第22回学生フォーミュラ日本大会の開催概要ならびに大会規則は2023年12月中旬に発表される予定である。

12
すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS