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オクラホマ州の「ルート66」はかつて「逃亡の道」だった! 歴史を学ぶのにオススメの3つのミュージアムを紹介します【ルート66旅_16】

オクラホマ州の「ルート66」はかつて「逃亡の道」だった! 歴史を学ぶのにオススメの3つのミュージアムを紹介します【ルート66旅_16】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

その2 クルマやバイクが豊富なオクラホマ・ルート66ミュージアム

そこから約30分の距離にあるのが、「オクラホマ・ルート66ミュージアム」。敷地の広さこそエルクシティのミュージアムには及ばないものの、中身の濃さは負けていないので時間があれば両方とも立ち寄るべき。ルート66の歴史を追うカタチの展示は実物のクルマやバイク、また写真パネルが多用され英語が不得意でも分かりやすい。

映画でよく見るアメリカのダイナーを再現したコーナーや、ヒッピー・カルチャーの象徴ともいえるVWバスなど、ルート66に限らず近代アメリカを知るには最高の施設だ。

その3 映像プログラムで学べるルート66インタープリティブ・センター

他のふたつに比較するとマイナーかもしれないが、チャンドラーの「ルート66インタープリティブ・センター」もオススメ。1930年代の建物をリノベーションしたそうで、オープンは2007年とそこそこ新しい。

公式サイトで「エルク・シティとクリントンのミュージアムを補完し、さらにひとつ進んだ場所を作った」とうたうだけあり、一番の特長は映像による展示が非常に豊富なこと。ルート66が創設された直後の逃亡の道だった時代からスタートし、アメリカの経済的な発展に寄与した時代を経て現在に至るまでを、いくつものショート・ムービーで擬似体験することができる。

* * *

ルート66が通過する8州のなかでもっとも距離が長く、見どころも数え切れないほど多いオクラホマ州。より深くルート66を知りたいなら、3カ所のミュージアムは必見だ。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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