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なつかしいジャンクションプロデュース仕様のVIPカーを再現! 28年越しの夢を新品エアロで製作したトヨタ「130クラウン」をお見せします

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

ワンオフで製作したホイールとブレーキ

大人気だったジャンクションプロデュースエアロキットは、130クラウンらしさを崩さずに、押し出しの強さを強調する魅力的なエアロキットだった。こうして今見ても、渋くてカッコ良くキマっている。

フロントバンパースポイラーの造形は、あえて厚みを持たせる迫力重視のデザインであり、サイドステップはシンプルに全体の統一性を高めている。そして、ジャンクションプロデュース仕様を主張するデカールをサイドに追加。さらに、リアは3ピースエプロン付きのウイングにシングル右出しリアバンパーをセット。ただ、外装のこだわりでいえば、当時はオーバルテールのマフラーが流行っていて、ジャンクションプロデュースもリリースしていたが、現在は廃盤ということで諦めたそうだ。

このクルマの製作に関しては、その熱意がジャクションプロデュース代表の武富社長に伝わったこともあって、色々と応援してくれたそうだ。そのなかでとくに嬉しかったのが、ブレーキとホイールについては特別にジャンクションプロデュース仕様をオーダーメイドで作ってくれたことだった。なかでもジャンクションプロデューススカラーフォージドモデルについては、このクルマ専用設計で、特殊なオフセットを設定。それをわざわざアメリカにオーダーして製作してくれたのだった。

また、この130クラウンには、他にも昭和世代のクルマ好きにとって懐かしいアイテムが満載だった。室内を見ると、ピッツーラのゴールドペダルがさりげなくセットされている。そして、ステアリングはADでお馴染みのアルテッツァ・デジーのウッドステアリング、ルームミラーにはジャンクションプロデュースの伝統ある誇り高きマストアイテムである「ふさ」をぶら下げ、当時の定番仕様を楽しんでいる。

ほかにもトランクには自動車電話用アンテナを取り付け、テールはロンザスモークテールカバーをセットするなど当時物が満載だった。

懐かしい思い出を呼び起こし、若かりし頃の思い出や特別な瞬間と結びつけながら製作を進めていった三宅さんの130クラウン。若い頃のVIPカー王道スタイルであるジャンクションプロデュース仕様は、こうして今見ても威風堂々とした姿がとてもカッコ良くキマッている。

>>>「VIPスタイルミーティング」の詳細はこちら

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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