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マツダ「RX-7カブリオレ」をシルエットフォーミュラ風にカスタム!「F40」や「ポルシェ935」のスタイルを取り入れました

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

時代感にこだわって、懐かしさあふれるスタイルに

フロントは、ポルシェ「935」風の丸4灯フォグランプが時代を感じさせ、オジサン世代の心に突き刺さるビジュアルだ。さらに遊び心あふれる出っ歯がアイポイントになっていて、個性を放っている。

トランクには、巨大な門型ウイングをマウント。これは、あえてフェラーリ「F40」をイメージしてワンオフで製作したものだという。リアウイングの製作においては強度を持たせるための工夫が随所に施されている。Aピラーよりも高い位置にマウントさせていて、強烈なダウンフォースを受けるため、鉄製の平板を用意して骨組みを作ってからFRPで成形するという凝ったつくりなのだ。

足元は、装着しているホイールが懐かしさを感じさせる。当時の定番ホイールと言えばボルクレーシング・グループCやBBS-RS、パナスポーツG7やC5Cだったことを思い出す。“かずぽん”さんも、その頃のホイールに詳しく、時代感を象徴するスタイルへのこだわりが特に強いようだ。そのため、このワイドボディFC3Cには当時物のBBS-RSをリバレルし、VRホイールズ製のアウターステップリムをセットさせたホイールを作り出した。そして、そのオフセットは-33というフォーミュラマシンさながらの極太深リム仕様になっている。

こう見えて、じつは公認仕様車

カラーリングは見ての通りのマルティニカラー。白地に赤・紺・水色のカラーリングは、我々が幼少期に見た速く走るスーパーマシンの証である。憧れていた理想を現実のクルマとして表現する要素として、マルティニ・ストライプは欠かせないポイントだと“かずぽん”さんは語る。

何から何まで特殊な改造車に見えるこのクルマだが、じつは違法改造車ではなく、しっかり公道を走れるクルマとして構造変更申請済みで、フル公認仕様になっている。どんなにクルマを作り込んでも、公道を堂々と走れなくては意味がないとかずぽんさんは考え、こだわって製作したのだ。ちなみに、マフラーがバイク用チャンバーになっているが、これは洒落で装着させたイベント用スタイルということだった。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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