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究極の「ベタベタ」をホンダ「CR-V」でつくる理由とは? SUVをいまあえてローダウンする美学

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: 真壁敦史

エアサスでベッタリ落として深リムの20インチをインストール

今や空前の四駆ブームとあって、足元をリフトアップしてゴツいオフロードタイヤを履かせたSUVを街中で見る機会が増えてきた。そのため四駆は「車高を上げてナンボ」的な風潮となっているが、カスタマイズは自由に楽しむべきだから必ずしも枠に当てはめる必要はない。ここで紹介する芳賀さんのように、逆にローダウンという手法も新鮮で面白い。ベースはまた珍しい、ホンダ「CR-V」5代目)。先に北米やアジアで販売され、日本市場には2年遅れで導入された。他のSUVと比べるとパーツは少ないが、もともと自分でイジるのが好きだったということもあり、DIYで手を加えている。地を這うようなローダウンはエアサスで実現。そこにディープリムの20インチホイールを収め、強烈な存在感を放っている。

エアロがないから自作でニコイチバンパーを製作

日本では販売台数が振るわなかった5代目CR-V。ゆえにアフターパーツもあまり出回っていない。オシャレなスタイルを構築するうえでのキモとなるエアロも選択肢がないため、オーナー自身がイチから製作することに。

フロントバンパーは純正をベースに、RC3「オデッセイ」中期純正バンパーとニコイチ。社外品ではなくホンダ車の純正バンパーを使うことで、プレミアムグレードを連想させる上質なフロントマスクに仕上がった。

またスソの部分は少々絞るように加工して、タイヤのキャンバー角を強調。薄型のアンダーフラップも追加して躍動感を高めている。フロントグリルはUS純正に交換してスッキリとした表情に仕立てた。

サイドモールなど、各部に使われているメッキパーツはブラックアウト。フェンダーアーチやリアバンパーもブラックを取り入れて、シンプルなモノトーンスタイルで決める。ドアパネルの下に付いているのは純正オプションのランニングボード。もともとファミリーカーとして購入したので家族が乗り降りしやすいように装着したが、今となっては視覚的に車高をより低く見せるアイテムとして効果を発揮している。

リアバンパーから顔を出す4本出しマフラーは、外周にスポーティなカーボンを巻いた2重巻き仕様。絶妙な出面のセッティングにより、カーボンの質感をしっかりアピールしている。

ホンダCR-V

 

こちらは既製品かと思いきや、中間パイプから自分で作ったというからビックリ。現在はリアバンパーを製作中で、それに合わせてマフラーのリメイクも考えているとか。

究極の「ベタベタ」を目指してエアサスを導入

以前は車高調でローダウンしていたが、「ベタベタが好きなので」ロームエアのエアサスに変更。選んだ理由はコストパフォーマンスの高さ。お手頃価格で購入できることから、ユーザーの間で話題を集めている。

全下げ時はリアだけでなくフロントのリムもフェンダーにピッタリとくっつき、インパクトのある足元を実現。さらに重厚感を演出するため、ストラット部分を加工するなどキャンバーもキッチリ付ける。

キャンバーを付けたことで、ただ車高を落としただけではフェンダーに収まらないディープリムのホイールを履くことができる。芳賀さんが選んだのは、ワークのグランシーカーDMX。サイズは20インチで、大柄なボディサイズにジャストフィットしている。

ピアスボルト部に食い込んだスポークが斬新なメッシュデザインがウリの逸品だが、購入しようと思った時にはすでに生産を終了していた。そこでリムが浅い新古品を購入して、ワークに依頼してリアのホイールをより深いリムに交換。自分好みのサイズを手に入れることができた。今後はフロントのリム交換も考えているそうだ。

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