マーベリックから斬新な新作が登場!
ウェッズのスポーティに仕上げた欧州車やスポーツカー、ミニバンの足元をセンスよくまとめるブランド「マーベリック」から、まったく新たなデザインの新作が登場した。正面から見ると大振りなメッシュのようにも見えるが、斜めから見ると複雑に鋭角なラインが絡み、立体的に構成されたスポークが最近の欧州車のデザイントレンドにもマッチ。AMWでは欧州車オーナーにとくにオススメしたい新作ホイールを紹介しよう。
純正ホイールより進んだデザイン性と機能面
いまさらだがホイールの存在は、クルマ全体のイメージを決める重要な要素となっている。おそらくそのことが認識されはじめたのは、40〜50年ほど昔のことである。流行に敏感なセンスのいい人は、クルマを手に入れたらまずホイールをデザインの優れたアフターメーカー製のものに交換するのが当然であった。
自動車メーカーが、多様なホイールデザインに注力しはじめたのはごく最近のこと。あくまで、ノーマルのデザインがベストであると考えていたために、長い間ホイールも純正装着されているものが一番、という立場を崩してこなかった。ホイールを換えることで意図していたのとは違う雰囲気となってしまうことを嫌っていたのかもしれない。
しかし、最近の自動車メーカーはオプションパーツとして、さまざまなデザインのホイールを用意するようになった。そこでホイールメーカーとしては、デザイン面も機能面も、自動車メーカーがラインナップするホイール以上のクオリティを持ったアイテムを開発するようになった。最近のホイールが非常に高いクオリティを持っているのは、こうした背景も要因のひとつとなっている。
スポーティなのにドレッシーな「1505S」
ウェッズの「マーベリック」シリーズは、デザイン再現性に優れた美しさがポイントとなっている。もちろん、たんに美しいだけではなく、ホイールとしての機能は、ウェッズが長年活動を続けているモータースポーツからフィードバックされているため、非常に高いレベルに仕上がっている。
そのため、魅せるという面を重視したい人にとっても、またスポーツカーをグランドツーリングとして使いたい人にとっても、マッチさせやすいのが特長だ。
そんなマーベリックの中で、いま注目なのが、新製品「MAVERICK 1505S」だ。
Y字スポークを星形に配置し、ボルトホールもデザインに組み込んだそのスタイルは、その点だけをみればスポーティといえる。しかしこの1505Sをよくよく観察すると、確かに根底にはスポーツイメージがありながらも、ドレッシーなテイストをも感じることができる。
その理由はスポークやセンターパッケージなど、各部をシャープに削り込んでいることで得られる立体感の強さがあるからだ。
さらに、ボリューミーなボディにセットしたときの、足もとの力強さを演出するリムの深さも持ち合わせている。そのため、スポーツセダンやリアのボリュームが大きいハッチバック、全体がファットとなるSUVに装着した場合でも、トータルでみたときのバランスを崩さないまま、純正装着のホイールとは違うオリジナリティをアピールできる。とくに、BMWやアウディなどといった欧州車とのマッチングがいい。
幅広いカスタマイズプランで対応
1505Sには、さまざまなカスタマイズプランが用意されているというのも、愛車をオンリーワンに仕上げる上での重要なポイントとなっている。たとえばリムやピアスボルトを標準のクロームではなくブラックに変更することも可能だ。だらにセンターキャップは7種から、バルブキャップは2種から好きなカラーを選択できるようになっているため、ハイパーメタルブラック/サムライゴールド/ホワイトという3種のディスクカラーと組み合わせることで、より自分の好みのイメージに近づけることさえできるのだ。
サイズバリエーションは19インチから21インチまで。PCDは国産車対応の100/5Hと114.3/5Hのほか、欧州車に対応する112/5Hと120/5Hも用意されている。
インセットはディスクの形状によって幅広くサイズが揃っている。18インチはS-Loディスク・Loディスクの2タイプ、19、21インチにはさらにHiディスクが加わり、20インチにはEX-Loディスクまでラインナップするので、愛車にマッチするサイズを選びやすいのも特長だ。
また、自身がベストと考えた車高にマッチするインセットをオーダーすることも可能なので、車格に合わせた完成度の高さを目指すなら非常に心強い。強い拘りをもって愛車をカスタマイズしている欧州車オーナーなら、マーベリック1505Sがいかに愛車に合わせやすいか、そしていかにマッチするかがよくおわかりになるだろう。AMWがいま、欧州車オーナーへイチオシする理由もここにある。