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アルピーヌF1パイロットに直撃インタビュー!「鈴鹿サーキットの攻略は、勇気を出すことかな(笑)」

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 藤田竜太

「A110は非常におすすめの1台」(ガスリー選手)

続いてピエール ガスリー選手に聞いてみた。

──鈴鹿サーキットで好タイムを出すためのコツを教えてください。

「鈴鹿を攻略するのは簡単じゃない。だから勇気を出すことかな(笑)」

──得意なコーナーは?

「セクター1の1コーナーからターン7(ダンロップコーナー)までが一番好みかな。シーズンを通しても、鈴鹿のセクター1が一番いい流れを持っているパートです」

──このあと「ピレリ・ホットラップ」でアルピーヌA110をドライブしますが、ガスリー選手にとって理想のスポーツカーの条件は?

「僕もA110を所有していてドライブする機会も多いのですが、A110は非常におすすめの1台です。個人的にはもっとパワーのあるスポーツカーが好きなんですが、A110はトータルバランスが優れている点がとってもお気に入りです。ただし、自分は一般道ではあまり走ることがありません。一般道をスポーツカーで走るとすぐに飽きてしまうから(笑)。自分はレーシングドライバーだし、ハイパフォーマンスカーはやっぱりレーストラックで走らせるのが一番楽しいですね」

* * *

本番の日本グランプリ決勝でも、ふたりのアルピーヌドライバーは活躍し、オコン選手が9位、ガスリー選手が10位でフィニッシュし、アルピーヌF1チームは見事ダブル入賞。

次戦、カタールグランプリを含む今シーズンの残り6戦でも、強力なライバルたちと熱い上位入賞争いを繰り広げてくれることだろう。

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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