「A110は非常におすすめの1台」(ガスリー選手)
続いてピエール ガスリー選手に聞いてみた。
──鈴鹿サーキットで好タイムを出すためのコツを教えてください。
「鈴鹿を攻略するのは簡単じゃない。だから勇気を出すことかな(笑)」
──得意なコーナーは?
「セクター1の1コーナーからターン7(ダンロップコーナー)までが一番好みかな。シーズンを通しても、鈴鹿のセクター1が一番いい流れを持っているパートです」
──このあと「ピレリ・ホットラップ」でアルピーヌA110をドライブしますが、ガスリー選手にとって理想のスポーツカーの条件は?
「僕もA110を所有していてドライブする機会も多いのですが、A110は非常におすすめの1台です。個人的にはもっとパワーのあるスポーツカーが好きなんですが、A110はトータルバランスが優れている点がとってもお気に入りです。ただし、自分は一般道ではあまり走ることがありません。一般道をスポーツカーで走るとすぐに飽きてしまうから(笑)。自分はレーシングドライバーだし、ハイパフォーマンスカーはやっぱりレーストラックで走らせるのが一番楽しいですね」
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本番の日本グランプリ決勝でも、ふたりのアルピーヌドライバーは活躍し、オコン選手が9位、ガスリー選手が10位でフィニッシュし、アルピーヌF1チームは見事ダブル入賞。
次戦、カタールグランプリを含む今シーズンの残り6戦でも、強力なライバルたちと熱い上位入賞争いを繰り広げてくれることだろう。