フォーミュラドリフトジャパン最終戦は10月7日〜8日に岡山国際サーキットで開催
米国発のドリフト競技として日本でも大いに盛り上がっているのが「フォーミュラドリフトジャパン」。最終戦となる第6戦は2023年10月7日(土)〜8日(日)に岡山国際サーキットで開催され、WRC王者であるカッレ・ロバンペラ選手が5月の第2戦に続いて再び参戦する予定だ。さらに、ロバンペラ選手と同じTOYOTA GAZOO Racing World Rally TeamでWRCに参戦中の勝田貴元選手が「ヤリス」WRCカーでデモランを披露するとの報せが入ってきた。詳細をお伝えしよう。
WRC王者ロバンペラ選手が再び参戦
日本で生まれたドリフト競技を、2004年からアメリカを横断する形で開催して世界を魅了している「フォーミュラドリフト」。そんなアメリカ発のドリフト競技をドリフト発祥の地、日本に逆輸入したのが「フォーミュラドリフトジャパン」だ。エキシビションでの開催を含め、2023年で日本上陸10年目に突入した。
10月7日〜8日に岡山国際サーキットで行われる今季最終戦となる第6戦では、年間チャンピオンを現役中学生の箕輪大也選手が獲るのか、それともベテラン勢が阻止するのか注目が集まるところだが、なんとWRC王者であるカッレ・ロバンペラ選手が再び参戦することが決定して話題を呼んでいる。
5月にエビスサーキット西コースで開催された第2戦に初参戦したロバンペラ選手は、単走・追走の両方で完全優勝。圧倒的なドライビングスキルの違いを見せつけてくれた。今回の最終戦でも、CUSCO Racingの「Red Bull GR COROLLA」に乗っての神がかったドリフトパフォーマンスが期待されるとともに、年間チャンピオン争いの行方もまったく予想がつかず、要注目の1戦となる。
日本人WRCドライバー勝田貴元選手のデモランに要注目
そして急きょ、フォーミュラドリフトジャパン最終戦でデモランを披露してくれることが決定した勝田貴元選手は、1993年愛知県生まれの30歳。2015年からTGRラリーチャレンジプログラム(現WRCチャレンジプログラム)の育成ドライバーとして海外進出し、ラリードライバーとしてキャリアを重ねてきた。2022年はTGR WRT Next Generationから「GR YARIS Rally1 HYBRID」でWRC全戦に出場して、サファリ・ラリー・ケニアと、最終戦ラリージャパンでは総合3位で表彰台に立ち、ドライバー選手権5位を獲得している。
そして2023年はTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに昇格し、ロバンペラ選手、ヤリ-マティ・ラトバラ選手、エルフィン・エバンス選手らとともにWRCに参戦中だ。8月の第9戦ラリー・フィンランドでは今季最上位の総合3位を獲得。11月に日本で開催されるWRC「ラリージャパン」でも活躍が期待されている、日本を代表するドライバーだ。
勝田選手がWRCの戦場で相棒としているヤリスWRCマシンでのデモランを披露するのは1日1回、
・10月7日(土) 11:40〜11:50
・10月8日(日) 11:30〜11:40
の予定。ロバンペラ選手の参戦で盛り上がるフォーミュラドリフトジャパン最終戦に、さらに見どころがプラスされることとなった。
さらに、「MOTOR GAMES(モーターゲームス)」として、「FMX SHOWCASE」(フリースタイル・モトクロス)などともコラボレーションし、岡山国際サーキットが熱くなることは間違いない。
■2023 MOTOR GAMES 岡山 [FORMULA DRIFT JAPAN Round.6 / FDJ2 Round.6 / FMX SHOWCASE]
・日程:2023年10月7日〜8日
・場所:岡山国際サーキット(岡山県)
■チケット情報
・前売入場券(1日券):3300円(消費税込)
※中学生以上は入場の際に入場券が必要となります。
・当日入場券:5000円(消費税込)
・四輪駐車券:1650円(消費税込)
・二輪駐車券:1100円(消費税込)
※当日券・駐車券ともに上記は1日のみの料金となります。
■FDJ WEBチケット
https://formulad.jp/news/20230824/