牽引スタイルで「Camp Jeep」に参加したラングラー
2023年8月5日~6日の2日間、静岡県富士宮市のふもとっぱらキャンプ場で「Camp Jeep 2023 with Feel EARTH × 学びの森」が4年ぶりに開催。220台、1000人ものジープユーザーたちが専用キャンプサイトでアウトドアを満喫した中から、今回は、ゴツめのカーゴトレーラーを「ラングラー」で牽引して参加していたオーナーに話を聞いてみた。
アメ車の旧車からラングラーへと乗り換え
「以前乗っていたシボレー ベルエアで家族旅行に行ったときに、高速で止まったんですよ。それで、家族に“無理”って言われて、現行のアメ車を探し始めました。キャンプもしていたのでラングラーにした感じですかね。これにしてから、止まらなくなったので家族は何も言わなくなりました(笑)」
7年ほど前にベルエアからの乗り換えでジープ ラングラーのオーナーになったという、“福もっちゃん”さん。今回のイベントではアウトドア&ミリタリーテイストのカスタムが加えられたラングラーに加え、同じくミリタリーテイストのカーゴトレーラーを牽引するというスタイルでキャンプを楽しんでいた。
クルマもキャンプ用品もミリタリーテイストに統一
「トレーラーの上にルーフテントとサイドオーニングを積んで、オーバーランドスタイルでキャンプをしています。このトレーラーは静岡のファンフォートさんにオーダーをして、ミリタリーカラーに塗装してもらいました。今日はこの季節なのでテントを設営しないつもりで、トレーラーの中には薪とかザっと詰めるものを入れていますが、家族で行くときは寝袋や椅子なんかも入れていますね」
トレーラーを含め、軍の放出品のケースなどミリタリーテイストのアイテムをチョイスするようにしているという、“福もっちゃん”さん。ラングラーには3インチアップサス、METHODホイール、電動ステップ、ショップのオリジナルマフラー、ウインチ、LEDライトなど各種のオフロード用装備を装着している。
オーバーランドスタイルで全国を回るのが夢
ところで、アメ車のSUVも数ある中、なぜラングラーをセレクトしたのだろうか。
「旧いバイクやハーレーとかも好きなんですよ。そういう意味でも、ウィリス・ジープの系統で、ジープの形を一番受け継いでいるラングラーがしっくりきたっていう感じですね。もちろん、オフロードの走破性もなんですが。それにカスタムパーツも色々あるので、自分の好きな形に変えていくことができて、カスタムしたら他と被らなくなるところもいいですよね。最初はもう少しおとなしめのタイヤとホイールから始めたんですけど、車検の度に少しずつお願いして足まわりを替えたりして、だいぶ最終形になってきました」
トレーラーに関しては、駐車場や狭いところとなどでは気を使うそうだが、キャンプで使用するということに割り切っていればそういった面も気にならないそうだ。ラングラー&トレーラーというスタイルでパーソナルなキャンプのほか、さまざまなイベントにも参加しているという“福もっちゃん”さん。将来的にはこのスタイルでキャンプしながら、全国を回るのが夢だとのことだ。