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ハセガワの「ケンメリGT-R」と「ジェミニ」に要注目! ロー&ワイドなボディデザインはプラモデルになっても健在でした

完全新金型で作られた日産フェアレディZ(Z32)

今後も魅力的なアイテムを展開予定!

「第61回 全日本模型ホビーショー」が2023年9月29日〜10月1日まで東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された。会場では静岡ホビーショーに引き続き、クルマ好きには見逃せない魅力的な商品を展示していた。今回はハセガワブースを紹介する。

注目は新規金型のZ32フェアレディZ

ハセガワブースでは実車取材をもとに完全新規金型で再現した1/24スケールの日産「フェアレディZ 300ZX ツインターボ2by2(1989年モデル)」を全面に押し出していた。同製品は2023年11月18日に発売される。

1989年に登場した4代目フェアレディZは、先代までのロングノーズ・ショートデッキスタイルを大きく変更しロー&ワイドな迫力のあるデザインとなった。最高出力はカタログ値として初めて280馬力規制に達したモデルで、エンジンはVG30DETT(V6 DOHC+ツインターボ)を搭載していた。

キットのボディパーツカラーはレッドで、ヘッドライト鏡面 ・サイドミラー鏡面がツヤ有りメッキ、ホイールがツヤ消しメッキパーツとなる。窓の塗り分けシールが付属される。素組み+デカールでも実写に近い仕上がりだが、やはりこだわって塗装をしてから仕上げたい1台だ。

シート形状やエアコンスイッチなど細部まで再現されており、実車をよく知る人なら「よくぞここまでやってくれました!」と絶賛の声があがりそうだ。価格は3630円(消費税込)。

限定生産の「ジェミニ イルムシャー ターボ」

会場で気になったのが、1/24スケールのいすゞ「ジェミニ イルムシャー ターボ」。1985年にデビューした2代目ジェミニは当初、1.5Lの直4 SOHCのみで後にディーゼルエンジンも追加されたが翌86年には、イルムシャーバージョンが登場する。

イルムシャーバージョンは、足まわりをドイツのイルムシャー社がチューニングしたスポーツモデルで、エンジンは1.5L 直4インタークーラーつきターボが奢られていた。ベースモデルに対してシャシーだけではなくエンジンも強化されていたのがトピックスだった。

今回はレッドカラーとして限定再生版で登場。価格は3520円(消費税込)。

ケンメリGT-Rのストリートカスタム仕様も登場

さらにハセガワでは、約197台のみ生産されたケンメリGT-Rのストリートカスタム仕様も2023年12月9日に発売予定だ。こちらも限定生産版でありながら、新規金型としてフロントスポイラーを追加している。

当時スポーティ仕上げとして流行したチンスポイラーにワタナベホイールを組み合わせている。ボディカラーはシルバーでメタルインレット(文字が金属でできている)が付属される。デカールとは違ったリアル感が実車のような演出をしてくれるはずだ。価格は3630円(消費税込)。

ほかにもいすゞ「ベレット1600GT」や「ミニメイフィア」など今後も目を離せない製品が多数発売予定なので気になる方はHPをチェックしてほしい。

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