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彼女のマツダ「RX−8」はツライチ仕様!「プロジェクトX」で刷り込みされた兄妹は揃ってロータリー乗りに育ちました

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 宮越孝政

家族からの誕生日プレゼントはブレーキパッド

「見た目はできるだけシンプルに仕上げて、中身がしっかりやってあるクルマにしたい」

そう語る“さきんちょ”さんのRX-8は比較的シンプルにまとめ上げられている。リアスポイラーやフロントバンパーなど変更されている部分もあるが、シンプルなものをチョイス。ホイールも純正だが、彼女がこだわっているのがツライチだ。しっかりとポイントを押さえたカスタマイズと言えるだろう。

ちなみにエンジンは9月(取材時)に降ろされ、現在は中古のエンジンが載せられているとのこと。このエンジンの載せ降ろしは英才教育をしたお父様とその友人が行ったそうだ。

ブレーキパッドはプロジェクト・ミュー製のアイテムを装着。このブレーキパッドはお父様と弟さんからの誕生日プレゼントだったそうで、フロントがお父様から、リアが弟さんからのプレゼントとのこと。ちなみにプレゼントされて勝手に付けられていたそうだ。

その他“さきんちょ”さんのこだわりポイントとしては自作ステッカーが挙げられる。自宅にステッカーを製作する機材を持っているそうで、サイドとリアガラスにはオリジナルステッカーが貼られていた。

今後はサーキット走行のデビューを予定

ロータリーの英才教育をしたお父様からすれば、お子さんが2人ともロータリー乗りになって共通の話題があるのは嬉しいことだろう。しかし、ときどきチューニングやカスタマイズの方向性でケンカしてしまうこともあるんだとか。

“さきんちょ”さんは今後サーキット走行デビューも予定していて、クーリングに関するチューニングも施していきたいと語っていた。今後彼女のドラテクとRX-8がどのように進化していくか気になった人は「RB160 YOKOHAMA」で実際に尋ねてみてはいかがだろう。

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