F1だけで20台、トータル485台のクラシック・レーシングカーが集結
ミナルディファミリーに魅了されてこのイベントにエントリーする人々も多く、今年は各国から貴重なF1マシンが20台も運ばれて来た。ミナルディからフェラーリ、アルファ ロメオ、ウィリアムス、ロータスなど、そうそうたるラインナップが揃った。
またF2、F3000、プロトタイプ、フォーミュラ・ジュニア、GTなどのカテゴリーと、ムゼオ ディナミコ スクーデリア デル ポルテッロ(クラシックアルファ ロメオのレーシングカーのクラブ)、スクーデリア タツィオ ヌヴォラーリ、レジストロ イタリアーノ アルファ ロメオといった各チームも集まり、トータルで485台のクラシック・レーシングカーが集まった。さらに会場にはパガーニ、ランボルギーニ、アルピーヌ、ダラーラ、パンブフェッティなど現行のスーパーカーが彩りを添えた。
イタリアのイベントで、これだけの種類のレーシグカー 、レジェンドを一気に見られるものはなかなかない。ヒストリック ミナルディ デイの人気の秘訣は、なんと言ってもジャンカルロ・ミナルディ氏の存在だろう。モータースポーツを支えてきたひとりである彼が会場内を歩き回り、行き交う人に挨拶をする姿を見て、彼を応援しようと沢山の人、レーシングカーが集まって来るのである。
初の日本人オーナー車の参加も大きなトピック
そして今回忘れてはならないのが、ヒストリック ミナルディ デイ初の日本人参加だ。日本から「ミナルディ190」が運ばれて来た。約30年ぶりに日本からイタリアに帰還したミナルディのF1マシン。大勢のファンに囲まれイモラサーキットを走る姿を目の前にして、他の誰よりも感動したのはジャンカルロ・ミナルディ本人だったのではないだろうか。
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暑さで倒れそうになりながら歩き回った2日間だったが、暑さに負けないくらいの感動をもらい帰路についた。来年も絶対来なくては! と思うヒストリック ミナルディ デイだった。今後、日本からの参加車、そして見学者が増えますように!