極上のスタイリングを堪能
クルマ業界未経験の新人編集者が千葉県の袖ケ浦にあるサーキットでベントレーを試乗しました。本記事ではカルチャー好きな私がベントレーの伝統や進化に触れて、プロダクトの魅力や乗り心地をお伝えします。走り心地はこちらの記事よりご堪能ください。100年以上にわたって練り上げ、受け継いできたクラフトマンシップがつくりあげる極上のスタイリングに注目です。
ブリティッシュグリーンに一目惚れ
街中でベントレーを発見すると「おぉ〜ベントレー!」と必ず言いたくなります(笑)。それくらいギラギラしていて、迫力があって、純粋にかっこいい! そんなふうにずっと思っていました。それからAMW編集部に加入して、ベントレーがハチミツ工場をもっていることや、環境財団を設立したり、さらにはロンドンファッションウィークで廃棄レザーをデザイナーに提供してサポートしたりと、あのギラギラしているルックスとは想像できないくらいサステイナブルな活動をしていることを知ったのです。ベントレーは1991年にイギリス・ロンドンで設立され、その歴史は104年。伝統を引き継ぎながらも進化して、クルマだけでなく社会へ目を向けている姿にとても惹かれました。
そんなベントレーがサーキットに6台用意されたのです。その6台は、「ベンティガ EWBアズール」、「ベンティガ オデッシアンエディション」、「フライングスパー ハイブリッド」、「コンチネンタルGTCアズール」、「フライングスパーS」、「フライングスパー スピード」。
このなかで走りを追求するなら間違いなく「フライングスパー スピード」でしょう。なにしろW12気筒ツインターボエンジンで、最大出力635ps、最大トルク91.8kgmを引き出すのです。編集部員と乗った際もその力強さに歓声が湧き上がりました。でも、今回注目したいのは「フライングスパー ハイブリッド」です! なによりブリティッシュグリーンのボディカラーに一目惚れしました。インテリアも深いグリーンをアクセントにベントレーの世界が広がります。