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【都内大学生100人アンケート】魅力的なのは「カーシェアリングそれとも自家用車?」データから見えるカーライフの過渡期【AMW独自調査】

魅力的なのは「カーシェアリングか自家用車」どちらですか?

現役女子大生100人にクルマ事情を聞くこの企画。若者のクルマ離れなんて言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか? そこで、今回は「カーシェアリングか自家用車ではどちらがいいか?」というアンケートに答えてもらいました。リアルな結果を見ていきましょう。

魅力的なのは? 現役大学生の意見は?

近年ではカーシェアの利用者が増加しており、自家用車を所有したいという若者が減少傾向にあります。これはとくに都内で見受けられる事象で、学生などの若年層はクルマを利用する際は、カーシェアを使用することが多い時代です。

もちろん、クルマを使いたいときにだけ使えるというのは理にかなっているサービスで、カーシェアの人気が高まっている理由も大いに納得できます。その一方で、やはりマイカーを所有する喜びや楽しさもあるのは事実で、学生ながらもクルマを持ちたいと考える人も少なくないのではないでしょうか。そこで、今回は都内の大学に通う現役大学生100人にアンケートを取り、カーシェアを利用するか、自家用車を所有するかのどちらかを選んでもらいました。

カーシェア派は維持費を重視

まずはカーシェア派の意見です。

3位:クルマを使う機会が少ないからこそ、カーシェアで十分
・長期休みに友達と出かける程度にはカーシェアがちょうどいい(大学2年生)
・日常生活でクルマが必要な場面が少ない(大学1年生)
・クルマに乗る機会がないので、所有する必要性を感じない(大学4年生)

都内の大学生はクルマを使用する機会がほとんどないのが実情です。そのため、カーシェアを利用するのがちょうど良いのだそう。

2位:拘束力がないのが魅力
・いろいろなクルマに乗ることができる(大学1年生)
・買ってしまったらその1台しか乗れない(大学4年生)
・クルマを所有するうえでの様々な手続きなどがなくて楽(大学1年生)

現代の学生は1台のクルマを所有することよりも、カーシェアを通じていろいろな車種を楽しめることに魅力を感じているようです。クルマを所有するうえで生じる拘束がないのも魅力のひとつと感じています。

1位:維持費がかからない
・使った分しかお金がかからない(大学3年生)
・事故に遭った場合も保険などに入っていればお金がかからない(大学2年生)
・クルマを所有するうえでの維持費が発生しないのが最大の魅力(大学2年生)

やはり、カーシェアの一番の魅力は維持費がかからない点といえます。使用したいときに、使用した分だけお金を支払うカーシェアは、とくに複数人でクルマを使って出かける機会がある大学生にとっては魅力的です。

自家用車派は貯金して計画的にクルマの購入を検討

続いては自家用車派の意見です。

3位:好きなときに好きなだけ乗れるのが魅力
・マイカーは当たり前のように返却時間などを気にしなくても良い(大学2年生)
・想定外の渋滞などに巻き込まれても延長料金が発生しないので気楽(大学3年生)
・急にドライブに行きたくなっても行ける(大学4年生)

カーシェアの場合、返却時間を気にしたり、延長料金が発生するというデメリットがあります。自家用車の場合は、そういった帰り際の焦りもないため、安心して思う存分ドライブを楽しむことができます。

2位:欲しいクルマがある!
・欲しいクルマがあるので買いたい(大学4年生)
・カーシェアに乗りたいクルマがない(大学4年生)
・好きなクルマに乗ることは幸せだと思う(大学2年生)

クルマが好きな学生は、何かしら欲しいクルマがある人がほとんどでした。そういった学生は、純粋にそのクルマに乗りたいという思いがあるのは言わずもがなでした。

1位:マイカーを所有することへの憧れ!
・自分のクルマを所有することへのステータス性に憧れる(大学2年生)
・マイカーの1台くらい持てる大人になりたい(大学4年生)
・自分のクルマがあったらカッコいい(大学1年生)

最も多かった理由は、自家用車を持つということに対する憧れの声でした。特定のクルマが欲しいという意見よりも、そもそもクルマを所有するというステータス性に魅力を感じる学生が多くいた印象です。

他にはこのような意見もありました。

・今は使わないが、将来に家族などができたら欲しいかも(大学2年生)
・恋人とマイカーでデートするのに憧れる(大学4年生)
・アウトドアが好きなので、クルマもそれに合ったモデルが欲しい(大学3年生)
・社会人になったら欲しい(大学4年生)
・都内では必要ないが、地方勤務になるので買う予定(大学4年生)

自家用車派の学生のほとんどが、現実的に在学中はクルマが必要ないということを踏まえたうえで、将来はクルマを買いたいという意見でした。とくに地方への移住がすでに決まっている4年生は、学生のうちから貯金をして計画的にクルマの購入を検討している人も少なくありませんでした。

結果発表!

カーシェア派が58人に対して、自家用車派が42人という結果になりました。学生の多くが日常生活でクルマを一切必要としない生活であるとの意見が多く、使いたい時にだけ最小限の費用で利用できるカーシェアが理想的と考えるようです。自家用車を所有したいという願望を持つ学生に関しても、主に将来的に購入を考えたいという意見で、在学中には必要ないという意見でした。

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