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20年以上買い物からサーキットまで使うBMW「E30M3」はホンダ「NSX」ボディカラーがベースでした

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: 横澤靖宏

  • 1987年式BMW M3はオールペン済みだ
  • すでに20年以上このM3に乗っている
  • ボディカラーはホンダNSXのボディ色をベースに、若干ラメの量を増やしたシルバーとしている
  • スポーツエボリューションIIのリップスポイラーを装備
  • DTMタイプのリアウイング
  • サスペンションはアクティブカーズのオリジナル車高調サスキット
  • ボディカラーはホンダNSXのボディ色をベースに、若干ラメの量を増やしたシルバーとしている
  • お買い物からサーキット走行まで、ごく普通にこのM3を使っている
  • これまでにいろいろと手を入れてきている。そのほとんどはグレードアップのためのもの
  • ステアリングはMOMO CORSE
  • 累計走行距離は22万kmを超えている
  • シフトノブはシュニッツァー
  • シートは運転席にフルバケのレカロRS-Gを、ナビシートにはこれも懐かしいD&Wをセット
  • アルパイン製MDプレーヤーにはCDチェンジャーも接続されているそうだ
  • 後席にはBOSEのスピーカー
  • 2019年式フィアット500ツインエア
  • 2ドアで荷物の積み降ろしがしにくいのがちょっと不満点
  • ファミリーカーとして活躍中
  • 走っていると、いかにもがんばっている感じがするところもお気に入りのポイント
  • 1200ccの4気筒エンジンではなく、あえて2気筒900ccターボのツインエアを選んだ
  • お洒落で明るい雰囲気のフィアット500のコクピット
  • トランスミッションはマニュアルではなく2ペダルのMTA
  • 現在燃費は18km/Lで、その点の不満はなし
  • 内田丈仁さんの2012年式 BMW 523i(F10型)
  • アイラインをカーボン調に
  • ドアミラーカバーもカーボン調
  • フロントリップもカーボン調
  • リアスポイラーもカーボン調
  • リアアンダー部までカーボン調で統一している
  • 車高の高さが気になりアクティブカーズのダウンサスを導入
  • ドアハンドルまわりはメッキパーツに交換
  • エンジンを含む機能系やインテリアはノーマルのまま
  • 今村義範さんの2015年式BMW 420i(F32型)
  • 気になっていた乗り心地の悪さは、サスペンションをKWのストリートコンフォートに換えることで解決
  • エキゾーストノートの情けなさは、レムスのマフラーで解消
  • ただ、個人的にはもうちょっと音量があったほうがいい、と思っているそうだ
  • 日の向きによっては視界に反射光が入ってきてしまうステアリングのメッキ部は、ラッピングをすることで対策
  • ドアのインナーハンドルもカーボン調にしている
  • 現代のクルマは何もしなくてもいいのでラク、というのがお気に入りのポイント
  • 今村義範さんの2015年式BMW 420i(F32型)
  • 2019年式フィアット500ツインエアと、オーナーの小川美代子さん
  • 2012年式 BMW 523i(F10型)と、オーナーの内田丈仁さん
  • 小川一浩さんと、愛車の1987年式BMW M3

アクティブカーズに集うユーザーたちの愛車を紹介

山梨県甲府市にあるアクティブカーズは、日本全国から整備を受けるためにE30をはじめとするヤングタイマーなBMWが集まる、いわば駆け込み寺的存在だ。代表の小川氏はBMW正規ディーラーの工場長を務めていた経験があり、自身もE30 M3所有歴が長いので、オーナー目線で親身になってくれる。こうしたことから、一度整備を依頼した人は、車検整備のたびに甲府を訪れるリピーターとなるのである。そんな小川氏の技術と人柄に魅せられてアクティブカーズに集まるオーナーとその愛車を紹介しよう。

1987 BMW M3/買い物からサーキットまで普段使いして20年以上

すでに20年以上このM3に乗っている小川一浩さん(※アクティブカーズの小川代表とは別人)だが、ここまでにいろいろと手を入れてきている。そのほとんどはグレードアップのためのもので、たとえばボディカラーはホンダ「NSX」のボディ色をベースに、若干ラメの量を増やしたシルバーとしているし、DTMタイプのリアウイングや、スポーツエボリューションIIのリップスポイラーの装備も、イメージを大きく変えるものとなっている。

さらに、キドニーグリルのフレームはカバーをはめ込むことでカラーチェンジを実現。グリル自体もペイントしているので、モノトーンな雰囲気が強い。サスペンションはアクティブカーズのオリジナル車高調サスキットだ。

インテリアは今となっては珍しい、アルパイン製MDプレーヤーが目立つ。これにはCDチェンジャーも接続されているそうだ。ステアリングはMOMO CORSE、シートは運転席にフルバケのレカロRS-Gを、ナビシートにはこれも懐かしいD&Wをセットしていた。

これまでもっとも大きなトラブルはDME(ECU)がパンクしてしまったことだそうだが、それももう15年ほど前のこと。それからはとくに大きなトラブルもなく、お買い物からサーキット走行まで、ごく普通にこのM3を使っている。元はといえばレースに参戦するためにつくられたモデルであるM3だが、こうやって普段使いができるというのも優れた点なのだ。

2019 フィアット500ツインエア/ファミリーカーは2気筒MTAのフィアット500

アクティブカーズ小川代表の奥さま、美代子さんがファミリーカーとして使っているのが、このフィアット500。1200ccの4気筒エンジンではなく、あえて2気筒900ccターボのツインエアを選んだところに、数奇者の空気を感じる。

トランスミッションはマニュアルではなく2ペダルのMTA。トラブル報告も多いシングルクラッチ式セミオートマだが、美代子さんいわく、シフトチェンジやクラッチの繋がりかたなどに違和感を覚えたことはない、とのこと。おそらく、MT車に乗り慣れていることもあって、シフトチェンジを意識したアクセル操作を積極的におこなっている、というのがいい方向に作用しているのだろう。

不満点として挙げられていたのは、2ドアである、ということ。「2ドアだと後席にお買い物の荷物を積みにくいのがちょっとね」とのことだった。現在燃費は18km/Lで、その点の不満はなし。バタバタバタバタ、と排気音を聴きながら走っていると、いかにもがんばっている感じがするところも、お気に入りのポイントだそうだ。

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