オフロードタイヤ並みのカッコ良さがありながら、深雪・氷上性能を発揮
アフターパーツが豊富で、カスタマイズのベースとして非常に高い人気を誇るジムニー。優れた四駆性能を持つクルマだけにちょっとした悪路を走るケースも多く、オフロードタイヤへの交換はもはや定番となっています。
冬が近付くにつれてスタッドレスタイヤに履き替えるユーザーも増えますが、スタッドレスタイヤは雪道や氷上での走行性能を考慮した、機能性重視のタイヤ。デザインも追求したカッコいいスタッドレスタイヤというのは、探してもなかなかありません。
そんな中、ダンロップからデビューしたスタッドレス「グラントレックXS1」はかなり攻めたデザイン。冬でもオシャレにカスタマイズしたジムニーに乗りたいユーザーのために、タイヤのデザイン性にこだわっていました。
ダンロップスタッドレスタイヤブランドといえば「ウインターマックス」シリーズがありますが、あえて4×4&SUVをターゲットとした「グラントレック」シリーズからだしているのもポイント。オールテレーンのAT5、マッドテレーンのMT2など個性あふれるラインアップの新たな選択肢として、多くのユーザーが親しみを感じるのではないでしょうか。今回はそんな「グラントレックXS1」の特徴を詳しく解説していきます。
サイドのデザインは好みで選べる非対称仕様
「グラントレックXS1」は、大きく分けて3つの特徴があります。まずは今までのスタッドレスであまり見られなかった、高いデザイン性。トレッドパターンはスタッドレスでありながら、まるでマッドテレーンのような大きなブロック形状を採用しているため、見るからにたくましい雰囲気が漂っています。足元をアグレッシブに仕上げ、車高を“ちょいアゲ”したようなジムニーにもマッチします。
サイドウォールのデザインもこだわっていて、左右で意匠を変えているのが特徴です。片面はここ数年でオフロードタイヤを選ぶ際の基準にもなっているほど浸透した、ホワイトレターを採用。スタッドレスタイヤではあまり見ることがないだけに、ユーザーにも新鮮に映ることでしょう。ホワイトレターは十分に個性を発揮できるため、バットレス(いわゆるショルダー部)にはあえて模様などを入れず、クラシックな足元に仕立てられます。
もう片面のサイドは文字がタイヤと同色の立体感あふれる3Dロゴを採用したブラックレター仕様。さらに雪山を連想させるエッジの効いた「バットレスデザイン」を取り入れているのもポイント。その存在感はホワイトレターと比べても決して引けを取らず、ユーザーの好みに合わせてデザインを選択できるのは、今までのスタッドレスでは味わえない大きな魅力となっています。
最適化したパターン&プロファイルで雪道も怖くない!
大きなブロックパターン間隔を広めに取り、排雪性能を担保。バランスよく配列したポケット状の溝が雪をしっかりつかみ、雪上でのグリップ性能を発揮します。
さらに両サイドに設けた幅広のラグ溝が、とらえた雪をスピーディにかき出してくれます。またショルダー部のブロックを大きくし、剛性を高めることで高いトラクション性能を発揮。プロファイル(断面形状)も「グラントレックXS1」専用設計となっていて、深雪に対する接地圧を均一化。接地面全体でトラクションをかけられるから、深雪路面をパワフルに走りきります。
剛性と柔軟性を両立したコンパウンドと微調整したサイプで氷上性能を発揮
「グラントレックXS1」は深雪だけでなく、氷上での性能も有しています。それが3つ目の特徴です。タイヤのコンパウンドにはダンロップが独自に開発した「ナノフィットゴム」を採用。マクロレベルでも剛性を配慮しながら氷上でのエッジ効果を発揮し、ゴムの柔軟性もナノ領域で意識しているからアイスバーンの凹凸にガッチリと密着。
またブロックパターンに刻まれたサイプ(細かい溝)の深さを見直し、細かく調整することでブロックの倒れ込みを抑制。それによって氷とタイヤの接地面を増やし、氷上での制動力を発揮。耐久性を維持しながら、氷上性能をしっかり発揮できるような工夫が施されています。
気になるサイズラインアップは、ジムニー&シエラにジャストフィットな185/85R16と、215/70R16の2タイプ。どちらも現行のジムニーカスタム界ではスタンダードなサイズのため、アフターメーカーのホイールとのマッチングも楽しめます。
これからスタッドレスタイヤの購入を考えているジムニーユーザーに、冬でもアクティブに活動したくなる「グラントレックXS1」をぜひともオススメします。
【詳しくはこちら】
ダンロップ
TEL:0120-39-2788
https://tyre.dunlop.co.jp/tyre/lineup/4×4/xs1/