1990 アルピナB10 3.5/1/6連スロットルの快音が随一のお気に入り
E34の5シリーズをベースとしてつくられた、アルピナB10 3.5/1が佐藤克俊さんの愛車。購入後からすぐにアクティブカーズにはお世話になっていて、現在では各部にアクティブカーズの手が入っている。
たとえばエンジンは6連スロットルの装備に加えて排気量アップ済み。制御はHKS F CON V Prpでおこなっている。そのパワーアップ、トルクアップに応じてクラッチはM5用に交換。フライホイールはアクティブカーズオリジナルの軽量クロモリ製を装備している。
さらにブレーキはフロントにブレンボF50キットを、リアにはWRX用キャリパーをセットすることでグレードアップ。ブレーキローターはフロントにGTキットのドリルド、リアには8シリーズ用のスリットとしていた。
インテリアにはデフィのサブメーターをセットし、油圧や油温、水温を管理。チューニングエンジンということもあって、A/F計も装備されていた。シートはレカロA8としているが、これはより積極的に走りを楽しむため。内装が一部ウッドでゴージャスな感じとなっているのは、540i純正の物入れが便利だということで装備をしたからだ。もともとE34 525iに乗っていたころ、M5乗りの友人が増えてきたことから、だったらアルピナに乗ろうと買い替えたのがこのクルマ。6連スロットルが奏でるサウンドは、いまも佐藤さん随一のお気に入りポイントだ。