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【ジャパンモビリティショーで比較】ソニー・ホンダモビリティ「アフィーラ」とBMW「ビジョン・ノイエ・クラッセ」に見る同じ生き残り戦略とは

【ジャパンモビリティショーで比較】ソニー・ホンダモビリティ「アフィーラ」とBMW「ビジョン・ノイエ・クラッセ」に見る同じ生き残り戦略とは

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TEXT: AMW 樋口佳子(HIGUCHI Yoshiko)  PHOTO: ジャパンモビリティショー2023/AMW 瀬戸真子

ヒトとクルマのインタラクティブな関係

BMWグループではディスプレイと操作のコンセプトを次世代の車両に導入し、2025年以降に新しいBMW iDriveをノイエ・クラッセへ搭載する予定としている。それによりドライバーと車両とをまったく新しい直感的な対話でつなぐという仕組みを実現させる。

ノイエ・クラッセのシステムは、高度に統合されたソフトウェア・アーキテクチャに基づき、次世代のBMWオペレーティング・システムを採用している。BMWクラウドによる車両のスマート・コネクティビティと顧客のデジタル・エコシステムが、没入感のあるユーザー体験を作り出し、人とクルマの対話を新しい次元へと導き、ノイエ・クラッセの車両をデジタル体験スペースへと変貌させるのだ。次世代BMW iDriveにより現実世界と仮想世界を融合させた独自のデジタル・ユーザー体験がつくり出される。

アフィーラは、HMI(SHMの人と機器をつなぐ装置や手段の総称)によってクラウドで提供するサービスと連携し、ユーザーごとにパーソナライズされた車内環境を実現し、運転以外の楽しみも提供していく。さらに、リアルとバーチャルの世界を融合していくことで、移動空間をエンタテインメント空間、感動空間へと拡張する。メタバースなどデジタルをフルに活用し、新しいエンタテインメントの可能性も追求していく。その一例として、Epic Gamesとモビリティにおける新しい価値観やコンセプトの検討を開始している。

自動車産業の新潮流

内燃機関から電動化へという大きな転換期にある自動車業界において、その激動の変革の流れはパワーユニットにとどまらない。ヒトとクルマの関係性そのものも進化していっているのだ。ヒトがクルマとどのようにインタラクティブな関係を構築していくのか。こうした新たなビジョン抜きには、長い伝統を持つ老舗メーカーであれ、異業種のメーカー同士が手を組んで新たな活路を見出そうとする新興メーカーであれ、この大きな潮流に乗って勝機を掴むことはできないということなのだろう。

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