売却されてしまうも最近ついに復活したらしい!?
しかし翌年3月には「売却済み・3月21日から営業を再開」との貼り紙があり、再オープン後に新オーナーに聞くと隣のギフトショップ「サンフラワー・ステーション」は、変わらずフラン・ハウザーさんがオーナーだと教えてもらったが冬季はお休み。以降も私が渡米するのは観光客が少ない閑散期ばかりなせいか、結局はお礼を言えないままサンフラワー・ステーションも売却されてしまう。あのとき受けた温かいもてなしの恩を返せなかったのが心残りでならない。
インターネットの記事によるとお店を手放したのが2014年、そして2021年にようやく後継者が決まったらしい。今年の春にオープン予定という情報もあったが、Googleマップを見る限り「閉業」のまま。どんな人がお店とフラン・ハウザーさんの志を受け継いだのか、外に置いてある旅人のサインで埋め尽くされたピックアップ・トラックの行方も気になる。次の渡米では全線走破こそ難しいかもしれないが、ルート66の「ミッドポイント」までは是が非でも行きたい。
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