さいたまから都心を通って三浦半島までのドライブ
「夫婦ともに、ミニの生まれた国であるイギリス文化も好きで、トラディショナルな服装も好みですので、こうしたクルマたちと同年代のファッションも楽しむといった趣旨のイベントの開催は、じつは待ってましたという心境でもあります」
と今回初開催となったDGDに満足げな様子だった。
「川沿いの旧街道沿いは信号も少なくて気持ち良く走れましたし、都内のコースでも、DGDの車列を見かけてくた人たちの眼差しが暖かいんですよね。普段クルマには興味ない人の目にも、クラシックカーのもつ可愛い、カッコいいスタイルが受けていたんじゃないでしょうか。そうしたことで、イベント趣旨のアピールにはぴったりのコースでした」
ちなみにDGD一行は皆野町を出発し、川越までのワインディングを楽しんでから高速道路を一ツ橋で降り、千鳥ケ淵、神宮外苑から青山通りを通って、黒山の人だかりが信号待ちをする渋谷駅前スクランブル交差点を通過し、ふたたび高速道路で三浦半島を目指すというコース設定だった。
「私たちは、いつも夫婦でクラシックカーのラリーにも参加しているのですが、競技ですからね、コースやタイム計測のことで、妻との間に険悪なムードが漂うこともあります(笑)。DGDはずっと楽しい会話をしていられるからご夫婦やカップルの方にもお薦めしたいですね」
今年日本で初開催となったDGD、来年はさらに楽しむクラシックカーユーザーが増えるイベントとなることを期待したい。