Eタイプの復刻版ボディカラーを採用
ZPエディションは同社のパーソナライゼーション部門であるSVビスポークが、最高出力575ps/最大トルク700Nmを発揮する5L V8スーパーチャージドエンジン搭載モデルをベースに製作。トラクションロスを予測し駆動力を配分するIDD(インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス)テクノロジーを備えた4WDを装備している。
内外装のカラーはSVビスポークのパーソナライゼーション・エキスパートが厳選しており、ボディカラーには2023年6月に発表されたEタイプの限定復刻モデル「Eタイプ ZPコレクション」向けに開発された2色が用いられた。ひとつは1961年の発売直後にレースに参戦し初勝利を果たした「Eタイプ プロジェクトZP」をイメージさせるオウルトンブルー・グロスペイントに、マーズレッドとエボニーのデュオトーン・レザーインテリア。もうひとつはクリスタルグレイ・グロスペイントに、ネイビーブルーとエボニーのデュオトーン・レザーインテリアの組み合わせだ。
ドアには手作業によるポーセリン・ホワイトグロスのレーシングスタイル・ラウンデルが配された。さらに室内には、「ONE OF 150」と刻印されたSVビスポークのコミッショニングプレートが備わっている。
国内で販売されるクーペはオウルトンブルーとクリスタルグレイが6台ずつとなるZPエディション、今ならジャガーの内燃機関エンジン搭載スポーツカーのヘリテージを彩る1台が2363万円(消費税込)で購入できる。