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彼女のアバルト「595C」は「500」のホイールでドレスダウン!? 常識に囚われない自由なカスタムが超オシャレです

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • ガッチャンさんが所有するフィアット パンダ4×4
  • スーリーのキャリアバスケットがSUVらしさを強調する
  • ライトまわりの樹脂パーツを艶消し塗装している
  • ホイールはあえてノーマルのままでオールテレーンタイヤを装着
  • 佐藤義治さんが所有するアバルト595
  • グローブボックスとセンターコンソールのスイッチ周辺は、グレーのアルカンターラにひととおり張り替え済み
  • リアトレイは同じアルカンターラで張り替えている
  • リアのテールレンズのみスモーク化している
  • レーシーなカーボン製テールを持つマフラー
  • せっかくなのでルーフを開けて撮影に臨んでもらった
  • クラシカルなディッシュのデザインを採用したホイール
  • 工藤さんのアバルト595Cは、撮影会の前日に納車された

アイディアを駆使してノーマルとの差別化

山形県鶴岡市で、イタリア車の販売やカスタムを手掛けているROSSO Cars(ロッソカーズ)は2023年で設立20周年を迎えた。それを記念し、同年6月10日(土)~11日(日)に「ROSSO MOTOR FESTA 2023」を開催。今回は同イベントで気になったFIAT&ABARTHオーナーを紹介しよう。

アバルト595C/自分自身の感性と見事にマッチするパーツをチョイス

コンパクトで丸みを帯びたキュートなエクステリアに惚れ、アバルト595とのカーライフを送ることに決めた工藤さん。新たなマイカーが手もとに届いたのはなんと撮影会の前日というタイミングで、初めてのドライブと初めてのイベントが重なるまさに記念すべき日となった。

愛車でイチバン気に入ってる部分を聞くと、迷わず「やっぱり屋根がオープンになることですね」と即答。この日はあいにく今にも雨が降り出しそうな曇り空で、会場までの道中はクローズドで走ってきたとのことだが、せっかくなのでルーフを開けて撮影に臨んでもらった。

スイッチの操作だけで開閉する電動ルーフはスピーディかつスムーズで、ある程度までの速度域なら走行中でも作動してくれるため、急な雨に見舞われたとき焦る必要がないのも見逃せないポイント。

工藤さんのアバルトは納車された時点である程度のカスタムが施されており、自分自身の感性と見事にマッチするパーツのチョイスも購入の決め手になった。そのひとつが限定モデルだったフィアット500ビンテージのクラシカルなディッシュのデザインを採用したホイールだ。艶があるブラックのボディとは対照的なホワイトで、メッキ処理されたセンターキャップもワンポイントとなっている。

4つのスリットからチラリと姿を覗かせるイエローのキャリパーもまた味がある。組み合わせたタイヤは優れたウェット性能で世界的な知名度を誇る、ミシュランの「スポーツアクティブ2」で安全かつ軽快な走りを楽しむ仕様だ。

ふたつめはリアまわり。メーカーは不明だがルックスもサウンドも最高という、レーシーなカーボン製テールを持つマフラーだ。本来のステンレス製テールエンドに被せて装着するタイプで、重厚感が増したリアビューは後続車だけではなく自分で眺めても惚れ惚れするほど。

それでいて純正のリアバンパーにスッキリと収まり、いかにもな後付け感が少ないのもスマートでいい。音量は当然ながら保安基準に適合しており、オープンにしているときでも車内の会話や音楽を妨げないレベルだ。それでいて音質はアバルトらしくスポーティなのがまた嬉しい。納車された直後ということもあり当分は現状のまま楽しむかもしれないが、イベントなどで他の個性的なクルマを見れば徐々にカスタムの熱が湧き上がってきそうな予感も?

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