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新型発売まで秒読み! スズキ「スイフト」の愛され続けた4世代の歩みを5分で振り返ろう【カタログは語る】

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人/スズキ

  • ジャパンモビリティショー2023でスズキが公開したスイフトコンセプト
  • 初代スイフトは2000年に発売
  • 初代は軽自動車のKeiをワイド化したような成り立ちのコンパクトカーだった
  • 世界戦略車として新規開発され、2004年11月に登場した2代目スイフト
  • 2代目では軽自動車派生ではない専用プラットフォームを採用、リアサスペンションのトーションビームもスズキ車では初めて(それまではITL式)だった
  • 2代目で一新したプラットフォームは欧州のテストコース、道で熟成したもの
  • 2代目をベースに2005年9月にはスイフトスポーツを設定
  • スイフトスポーツにはモンローのショックアブソーバー、前後15インチ大径ディスクブレーキ(フロントはベンチレーテッド)などを採用
  • スイフトスポーツでは新開発の1.6LオールアルミDOHC VVT(125ps/15.1kg-m)を搭載した
  • 文字どおりスポーティでファンな走りを愉しませてくれた2代目のスイフトスポーツ
  • 3代目スイフトは2010年8月に登場
  • 3代目で新規開発されたプラットフォームは高剛性、軽量設計とし、最軽量グレードで970kgと1tを切る車両重量を達成
  • 2011年11月には3代目スイフトにRSを設定
  • RSは欧州スペックのダンパー、タイヤなどの採用をはじめとし、爽快な走りをアピールするモデルだった
  • 2016年12月に4代目スイフトがデビュー
  • 4代目では「HEARTECT(ハーテクト)」と名付けられた新プラットフォームを採用
  • 4代目のパワートレインでは、1.2Lは新採用のK12C型デュアルジェットエンジンとし、ISG搭載のマイルドハイブリッドを設定した
  • 2017年9月には4代目のスイフトスポーツが登場
  • 4代目スイフトスポーツも歴代モデル同様、走りに磨きをかけたスペックを身につけていた
  • 4代目スイフトスポーツには、140ps/23.4kgmの性能を発揮する1.4L直噴ターボのK14C型ブースタージェットエンジンを搭載
  • 4代目スイフトスポーツでは足まわりにモンローのショックアブソーバーや専用スタビライザー、コイルスプリング、ブッシュを使うなどしていた
  • 世界戦略車として新規開発され、2004年11月に登場した2代目スイフト

ジャパンモビリティショーで5代目スイフトのコンセプトがお披露目

東京モーターショー改め「ジャパンモビリティショー2023」会場にて、世界初公開されたスズキの「スイフトコンセプト」。大切なのは「モノ」ではなく「コト」。そう変化してきている世の中でスイフトコンセプトは「デザイン」と「走り」だけではなく、「クルマと日常を愉しめる」という新しい価値を提供するモデル(以上、スズキのニュースリリースより)と説明されている。高効率エンジンの搭載や、6速MTも用意されるスイフトスポーツが存続するかどうかなど、注目したいこともいろいろだが、正式な登場を心待ちにしたいところだ。

初代(2000年) 始まりはKeiのワイド版だった

ところでそんなスイフトだが、もともと最初のモデルは、SUV風味のクロスオーバーカーとして登場したことは今は懐かしい話のひとつ。当時の軽自動車にラインアップした「Kei」のドアパネルなどを活かし、簡単に言うと「ワゴンR」からワイド版の「ワゴンR+」が登場したように、ボディを拡幅して誕生したのが初代スイフトだ。1.3Lエンジンを搭載し、バッジエンジニアリングのシボレー「クルーズ」も登場。地方の駐在所でパトロールカーとして配備されていた姿もおなじみだろう。

2代目(2004年) 世界戦略車として一新、不動の人気を確立

その一方で、世界戦略車として新規開発され、2004年11月に登場したのが2代目スイフト。スズキの新型車としてはそれまでとは体制を一新、初めて日本、ハンガリー、インド、中国の世界4カ国で一斉に生産を立ち上げたクルマでもあった。開発初期にイタリアのデザイナーとデザインコンセプトを創出、一新したプラットフォームは欧州のテストコース、道で熟成するなど、開発手法もそれまでとは違っていた。それまでのような軽自動車派生ではない専用プラットフォームを採用、リアサスペンションのトーションビームもスズキ車では初めて(それまではITL式)だった。

もちろんそうした経緯と説明を聞くまでもなく、2代目スイフトは姿カタチも、走りも、じつに新鮮で奮った出来ばえに感じられた。とくに外観スタイルは、筆者個人の感想で言うと、スズキ車としては1993年登場の初代ワゴンR以来のシンプルながら利発的、かつチャーミングなクルマに思えた。

また2005年9月にはスイフトスポーツを設定。じつは初代にも3ドアで設定があったが、標準車が1.3Lと1.5Lだったのに対して新開発の1.6LオールアルミDOHC VVT(125ps/15.1kgm)を搭載。モンローのショックアブソーバー、前後15インチ大径ディスクブレーキ(フロントはベンチレーテッド)などを採用。文字どおりスポーティでファンな走りを愉しませてくれた。

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