車内では大人2人と子ども2人が快適に就寝可能
後部のキャビンは荷台よりも大きいため、ボディは全長575cm×全幅188cm×全高255cmというひと回り大きいサイズとなる。ノーマルのハイラックスの全長が534cmなので、約40cmオーバーハングが延長されていることになる。
後部スペースには後部左側のドアからアクセスする。中に入ると、中央にテーブル&ソファがあり、これを展開することでベッドになる仕組み。ポップアップルーフはこのテーブルの直上にあり、昼間は天井高を高くする役目を果たしている。さらにその奥、運転席の上のスペースにもバンクベッドがあり、この両方で大人2名と子ども2名の就寝が可能だ。
限られたスペースに必要な装備をすべて完備
アコーディオンカーテンを開いた車体後部はシャワールームにもなるスペースで、ここにシンクも設置。さらに後部ハッチを開くことで、このシャワールームのみ外からアクセスが可能である。そのため外でシャワーを使用したり、両方を閉めれば個室となるため、着替えなどに使用することも可能。使い方はユーザー次第というわけだ。
気になる価格は、GRスポーツをベースとした取材車両BR75-Gで1245万円(取材車両はオプション装着車)。他にZグレードをベースとしたBR75-Zは1098万円とのこと。こんなクルマなら、どこに冒険に出かけても快適に過ごせるはずだ。