Bluetooth機能搭載ターンテーブルが登場
世界的人気オーディオブランド「JBL」からBluetooth機能搭載ターンテーブルが登場する。機能面とデザイン面のどちらも兼ね備えた文句なしのアイテムを詳しく見ていこう。
アナログレコードが世界的なブーム
カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランドであり、日本においてワイヤレススピーカー5年連続販売台数No.1に輝くJBLより、Bluetooth機能搭載ターンテーブル「Spinner BT(スピナービーティー)」を2023年11月22日(水)より発売する。標準価格は5万6100円(消費税込)。
この数年において、生活環境が大きく変化したことにより、音楽に対する向き合い方も多様化した。サブスクリプションで気軽に音楽を楽しめる一方でアナログレコードの人気が再燃している。2010年以降の販売枚数は、アメリカ合衆国においてはCDを上まわり、日本国内においても前年比112%(2022年度 日本レコード協会調べ)の割合で増加するなど、世界的なブームはさらに加熱している。
ワイヤレスでも音楽を楽しめる
「Spinner BT」は、キャビネットの前面に、エッジにゴールドをあしらったJBLロゴをあつらえ、それにマッチングするように同じくゴールドの塗装が施されたアルミニウム・ダイキャストのプラッターを採用。カートリッジ交換にも対応するアルミニウム製トーンアームを採用した本格的な仕様を施しつつ、リビングのアクセントとなるデザインとしてまとめ上げている。
また、従来アナログレコードを再生するためにはターンテーブル以外にもフォノイコライザーアンプやカートリッジなど、いくつかの関連機器が必要だが、本製品はそれらの機能を内蔵、搭載することで設置したその日から手軽にアナログレコードを再生することが可能だ。さらに、Bluetooth機能を搭載したアクティブ・スピーカーやヘッドホンなどと接続すれば、ワイヤレスでも音楽を楽しむことができるという。
本格的なオーディオ基準の設計とデザインキャビネットからプラッター、光学センサー制御のモーターからトーンアームに至るまで、レコードを楽しむための設計を、JBLらしいボールドなデザインで仕上げている。また、レコード再生はキャビネットや設置するラックなどの振動によって音質やリズムが大きく影響を受けるため、キャビネット構造は非常に重要だが、本製品のキャビネットにはMDFを採用、専用設計のインシュレーターを搭載することで、不要な振動を制御している。