眠気覚ましアイテム
運転時に眠くならないようにどのような対策をしていますか? ここでは、今なお人気の懐かしい眠気覚ましアイテムを紹介します。渋滞や長時間移動のおともにぜひチェックしてみてください。
今はもうほとんどない板ガム
最近、歯医者に通い続けたおかげもあって口内環境がよくなってきたので、数年、いや10年ぶりくらいに眠気覚ましのガムを買いに行ったのです。いままではタブレットで眠気をごまかしていたんですけど、歯も良くなったしガムもありだなって。
そこでびっくりしたのが、いまどきはもう、板ガムがほとんどないということでした。ボトル入りの粒ガムはね、いくらでもあるんです。でも粒ガムって、ふたつみっつまとめて口に放り込まないと噛みごたえがないし、クルマの中で置き場所にも困るんで、できれば板ガムの復活をお願いできないですかね。で、ほかの眠気覚ましってなにがあるだろうと考えてみました。早速紹介、いってみましょうか。
サイケデリックな見た目の「仁丹」
ガラスの小瓶にはいった銀色の粒、仁丹です。創業130周年を迎えた森下仁丹という会社が古くからつくり続けている医薬部外品で、16種類の生薬を配合した口中清涼剤です。乗り物酔いや二日酔い、胸つかえ、口臭などに効能があります。じいちゃん家にいくとかならず丸い座卓の上に置いてあって、子供のころ何度かもらったことがあります。そのころは正直、うまいもんじゃねぇと思ってましたが、のちに梅仁丹というのをもらってからは、じいちゃん家にいくたびに食べ過ぎで怒られるくらい、「ちょうだいちょうだい」と言ってました。しかしそんな梅仁丹はもうなく、梅仁丹のど飴のみの販売となっています。
強烈な刺激の「ブラックブラック」
1983年に板ガムとして発売されたブラックブラック。これはいまでも板ガムがあります。はじめて噛んだときの、ミントの刺激の強さは驚きました。一時期はクルマに常備していたものです。いまは粒タイプのほか、キャンディタイプやタブレットタイプもラインアップされています。
酸っぱくてほっぺがギュっとなる「クイッククエンチ」
ブラックブラックが発売されるまで、よく噛んでいたのがクイッククエンチでした。酸っぱいガムで、基本はスポーツしているときに唾液分泌をよくする、という目的でつくられたものでした。なにせ昔は、運動中は水を飲むな、でしたから。まぁそういう指導者のところでは、ガムを噛むなんて持ってのほかだ、だったのですが。発売されたのは1978年。1992年に生産終了となったのですが、昨年復刻したときには、すぐに買いました。いまはもうないのですが、某通販サイトでは結構なお値段で在庫品を販売していたりもします。