渋めのBMWを選んだ理由とは
BMW「635CSi」という渋めの旧車を発見し、オーナーのもとを訪れてみたところ、意外にもお若い”コイケッチ”さんが所有されているということで、これはぜひこのクルマを選んだ理由を聞いてみたくなった。輸入車で、しかも旧車を所有したのはこのBMWが初めてということで、詳しくお話を伺った。
旧めの外車に興味を持ち、個人売買で購入
初の輸入旧車に1986年式BMW 635CSiを選択したコイケッチさん、日産「180SX」からの乗り換えとなるが、専門ショップなどで購入したのではないのだとか。
「周りもここまでじゃないですけど、ちょっと旧めのクルマとかに乗り換えたりした影響もあって、ちょっと旧い外車に興味が出てきて。最初はこれっていうのはなかったんですけど、ここら辺の年代の外車を色々探しててネットで見て一番ビビッときたやつがこれだったんです。購入は個人売買でしたね」
「周りからもよく買ったな、って言われるんですけどヤフオクなんです。前のオーナーさんのとこに見にいったら、倉庫にいろんな国の旧いクルマが停めてあってそこに置いてあったんですけど、他はこれが新しく見えるくらい旧いクルマで。自分で直すのが趣味の人で、これは壊れないしほとんど乗らなくなっちゃったんで、売るみたいな」
足まわりにはエアサスをセレクト
前のオーナーさんからほぼノーマルの状態で635CSiを手に入れたコイケッチさんは、他の同車種オーナーがあまりやっていないということで、足まわりにエアサスを選択。ただ海外には635CSi用のキットもあったそうだが国内にはなく、以前E24用のエアサスを製作した経験があるショップに依頼してエアサス化したのだという。
ところでなぜ、車高調ではなくエアサスをセレクトしたのだろうか。
「車高調だと行く場所を選んだりとかするじゃないですか。僕は結構これで出かけたりもするんで、選択肢を増やすためにもエアサスにしました。エアサス自体は初めてだったんですけど、意外と乗り心地も良くて快適だなって思って。やっぱりエアサスにして良かったな、って感じですね」