空間を上手に使うことで実際以上に広く感じる車内
気になる車内に入ってみると、前方にはテーブルを挟んで前後にシートを配したダイネットが設置され、これを展開することでベッドになる仕組み。さらに運転席の上にはスライドアウトするバンクベッドが広がり、合計で5名が就寝可能となっている。
一方、車体後方には収納を備えたシンクや、収納にも便利なマルチルームとなっているほか、入り口付近には電子レンジなどが立体的に設置され、限られたスペースを有効に活用している。ミスティックではこれまで軽自動車ベースの同じようなキャンピングカーを製造しているため、狭いスペースを上手に活用するレイアウトにもノウハウがあるそうだ。
Registro Owlは豊富なオプションが設定されているのも魅力のひとつ。展示車両は家庭用クーラーはもちろん、リチウムイオンバッテリーやソーラーパネルなどの電気設備などを追加で搭載しているそうで、そのほかにも様々なオプションが設定されている。これら豊富なオプションを組み合わせることで、それぞれの使用状況にあった1台をオーダーすることができるというわけだ。
気になる価格は、2WDがベースで532万円。リチウムイオンバッテリー搭載し、各種オプションを搭載した展示車両で、856万9420円となっているそうだ。これほど価格帯に幅があるという点をみても、如何にオプションが豊富に設定されているかがわかるはずだ。