安全性に加えて操作系も充実
さらに、一貫してタッチディスプレイと言語で操作できるように設計された、操作系の進化もポイントだ。OSはBMWモデルとして初めて採用されたBMWオペレーション・システム9.0を搭載。サブメニューに切り替えることなく機能に直接アクセス可能となるなど操作しやすくなっている。また、好みのアプリをダウンロードしてスマホ同様に使えるのも便利だ。ちなみに、Amazon Alexaも使うことができる。
先進の安全・快適装備も充実しており、一定条件においてステアリングから手を離して走行できるハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能や、アクティブ・クルーズ・コントロールなどを備えた先進安全機能のドライビング・アシストを標準化。また、コネクテッド・ドライブも着実に進化を続けており、アプリを用いてスマホやスマートウォッチでロック解除やエンジン始動も行えるようになっている。
Mスポーツ仕様が選べる
ラインアップは3グレード。最高出力204ps/最大トルク300Nmを発生する2L直4ターボエンジンを搭載したxDrive 20iがベーシックグレードに。スポーティなアダプティブMサスペンションなどを備えたMスポーツ仕様となっており、車両価格は628万円(消費税込、以下同)。
BMW M社が手がけるMパフォーマンスモデルのM35i xDriveは、約317ps/400Nmの2L直4ターボにMスポーツ・ブースト機能付き7速ATの組み合わせ、車両価格は810万円。
そして、BEVのiX2 xDrive 30は最高出力190psのモーターを前後に搭載、システムトータルでの最高出力約272ps/最大トルク494Nmとされ、0-100km/h加速を5.6秒とした。リチウムイオンバッテリーは床下に66.5kWhを搭載し、一充電走行可能距離は417~449km(欧州仕様値)となる。こちらもMスポーツ仕様で、車両価格は742万円となっている。