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ナイトライダー「ナイト2000」の「キット」の喋りまで完璧再現! R32「GT-R」から「トランザム」に戻った理由とは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

ホンモノそっくりにこだわった

2台目のトランザムでは、ドラマで活躍するナイト2000の登場シーンを徹底的に分析。フロントノーズに取り付けたナイトライダーのアイコンとなるランプの大きさ、レンズカット、光の動き、スピード、さらに独特の作動音までも再現し作り込んだ。

また、内装についても研究し、ステアリングはもちろん、運転席前のコンソールは、ドリームカーであるナイト2000とまったく同じ作りで、配置のほか各スイッチ類の形状、色までこだわって作ってしまった。

さすがに人工知能K.I.T.T.(キット)の搭載は無く、ドラマの中で演じられた気の利いた会話もできないし、自律運転機構も付いていない……。だが、キットの名セリフについては、音声データを収録し、流せるようにしている。また、凝っていたのが、この音声はセンターコンソールのバーディスプレイと連動してちゃんと動いている点だ。よくドラマでも登場したキットのしゃべりを視覚的に表現するモニター機能も再現していたから面白い。

たまにクルマのイベントで見かけることがあるナイト2000。じつは日本国内に好き者たちが作ったナイト2000レプリカは約40台ほど存在していると磯貝さんは教えてくれた。だが、似てはいるが、同じ仕様は1台もなく、細かいところでそれぞれのオーナーたちがオリジナルの個性を出している。ちなみに、磯貝さんの場合はガングリップのシフトレバーやクルマの横に掲げている旗がオリジナルの主張ポイントであると教えてくれた。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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