足回りは車高調を装着しブレンボブレーキで強化
足回りはKW社製の車高調をチョイスし、あまり車高の低すぎないトラックスタンスとなっている。フロントのアッパーもキャンバー調整が可能だが、サーキットを走る際もあまりクセのあるセッティングにはせず、極力ニュートラルなセッティングとしているそうだ。
ちなみにホイールの隙間から見えるブレンボ製キャリパーもブラックパッケージの標準装備で、社外のスリットローターを組み合わせている。ホイールはブロンズカラーのCROSS SPEED CR5をチョイス。タイヤもあえて純正サイズである215/45R17サイズを装着している。
最後にエンジンルームを見せてもらった。そこにあったのは、HKSのスーパーチャージャーキットを装着し、パワーアップを果たしたエンジン。今回はTRUSTのイベントゆえにエントリー車の中では同社のターボキット装着車が多く、スーパーチャージャー装着車は会場では少数派だった。ところがターボとほぼ同等のパワーやトルクが出る上に、低速からラグタイムなく過給するため、トルクフルで乗りやすいそうだ。よく見るとバンパー内にインタークーラーが設置されているのが見える。尾内さんは、クラッチもパワーアップに合わせてOGURA製に交換した上で、この愛車でサーキット走行も楽しんでいるそうだ。