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クルマ趣味でアガリの1台といえば「フィアット500」! 元ランチア「デルタ」乗りが「ヌォーヴァ・チンク」を手に入れた感想は?

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 佐藤亮太

エンジンは650ccに拡大し毎日通勤に活躍

“ぱぱおくん”さんのクルマはもともと1970年式の500Lだが、その見た目はベーシックなF仕様とされている。室内ではメータークラスターやステアリングなど、一部のパーツはレーシーなアバルト製に交換してある。前オーナーの時代にすでにひと通り整備の手が入れられていたという現車のコンディションはご覧の通り上々。リアのエンジンフードのラゲッジキャリアも購入時に備わっていたもの。気分に応じて革製のクラシカルなトランクを載せることもあるという。

また現代の路上での使用も考慮して、エンジンは1972年以降のフィアット「500R」やフィアット「126」に搭載された594ccのものに換装し、さらに排気量を650ccに拡大。機関は好調で片道30分ほどの距離を毎日通勤に使っているという。

「高速でも90km/hで巡航できますし、夏場でも意外に問題なく走れます。ただ、娘を乗せると“周囲からの視線が気になる”と嫌がられますが(笑)」

日々の通勤以外にヒストリックカー・イベントや走行会などにも参加するという“ぱぱおくん”さん。イタリア車趣味の、ある意味「アガリの1台」ともいえるとフィアット500との蜜月は、これからも長く続いていくことだろう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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