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彼女の鬼キャン仕様「ミニ」より楽勝! とはいえ急遽代理で参加したBMW「330Ci」も相当のネガキャンでした

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之

  • ホイールはワーク製の18インチをセット
  • 作業で一番苦労したのは各部のスムージングだという
  • ステアリングなどは変更されているが、オリジナルの雰囲気が残っているインパネ
  • ベース車両はE46の3シリーズのコンバーチブルとなっている
  • もともとシルバーのボディをダークグリーンメタリックにオールペン
  • BMW330Ciのリアビュー
  • ドアノブなどもスムージングされている
  • トランクもスムージングしているとか
  • マフラーは純正を加工してオリジナルの2本出しとなっている
  • フロントの車高調はブラケットを屈折加工してセットされている
  • 車高を落としてキャンバーも付けられているが、フェンダーなどの加工は行っていない
  • ボディ各部はオーナーの手によってスムージングされている
  • 会場まで、この1998年式BMW 330Ciをドライブしてきた、かえでさん

じつは彼氏のクルマなんです

2023年9月3日に神戸メリケンパークにて4年ぶりの開催となった「AUTO FASHION import REAL」では、カスタムされた輸入車が大集合。イベント会場に着いたとたん何故かタイヤ交換を行っていた、“かえで”さんに話を聞いてみると、普段履いているタイヤ&ホイールがエア漏れしていたため、会場までは安全のためスペアタイヤを履いてきたのだという。タイヤを交換していたのは1998年式BMW「330Ci」だがこのクルマ、じつは彼氏がエントリーしたもののイベントにこれなくなってしまったため、急遽かえでさんが会場に運んだのだという。ちなみにかえでさん、普段はカスタムしたミニに乗っているそうだ。

各部にスムージングが施された330Ci

そこで会場にこられなかった彼氏に仕様確認の電話取材をしたところ、もともとシルバーだったボディカラーをダークグリーンメタリックに全塗装するとともに各部をスムージング、326パワーの車高調、ワンオフのマフラーなどを装着。ちなみに車高はかなり落としてありキャンバーも付けられているが、フェンダーなどの加工は行っていないという。

「フロントはブラケットを屈折加工して車高調を付けて、E36のM3用のアッパーアーム、リアを加工してキャンバーをつけて。それで純正から1インチアップしたホイールをぶっこんでいる感じです。マフラーは純正の中間を加工・レイアウト変更して2本出しに変えています。これは自分で作業したワンオフで、出口だけマフラーカッターを付けています」

走ってるときも停まってるときもカッコ良くいたい

彼はカスタム作業の多くを自身で行っているそうで、作業中一番苦労したのはスムージングの作業だそう。

「ドアとトランクと、もろもろモールとかもスムージングしてるんですが、イチから自分でやったので作るのに苦労しました」

ところで自身でカスタムを進めていった中で、何かコンセプトなどはあったのだろうか。

「USのテイストを混ぜながら、シンプルなボディにしたいなと思っています。それとエアサスじゃなくて車高調を選んだのは、走ってるときも停まってるときもカッコいいっていうのが良かったので。今後は、主に手直しの作業になりますかね」

彼女のミニもネガキャン仕様

ところでこの330Ciをイベント会場までドライブしてきたかえでさん、さぞかし道中は運転に苦労したのかと思いきや、じつはほとんど気にならなかったのだという。

「普段乗ってるミニより乗りやすいんで気にならないです。ミニもとりあえず同じキャンバーがついた感じで前が当たっちゃっとるけど、これは当たってないんで」

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