MotoGPに参戦するマシンをオマージュ
「フィアットピクニック」が2023年10月28日にボートレース浜名湖で開催されました。過去最高の約1400台、2500人ものフィアットオーナーが参加し、新旧フィアットが大集合。ここでは“なかりゃこふ”さんのアバルト「595 Monster Energy Yamaha」をお届けします。
60台限定の稀少モデル
二輪ロードレースの最高峰であるMotoGPに参戦しているマシンをオマージュした、特別なカラーリングを持つアバルト「595 Monster Energy Yamaha」は、2021年に60台限定で販売された稀少モデルだ。
モンスターエナジーおよびヤマハファクトリーレーシングとのコラボレーションによって実現したこの限定車は、アバルトファンのみならず熱心なヤマハ好きからも注目されたが、フィアットピクニックで遭遇したなかりゃこふさん(52歳)は、ヤマハ側から入ってきた人だった。
「ヤマハとMotoGPが大好きなので、2021年に595 Monster Energy Yamahaを迷うことなく新車で買いました。現在の走行距離は5550kmです」
以前、日産「ノート NISMO」を愛用し、いまはトヨタ「ハイエース」を普段使いと遊びに使っているとのことで、エクステリアカラーがブラックとブルーの特別な595 Monster Energy Yamahaは主にドライブに使っているのだという。
二輪が好きで10台所有
二輪が好きで現在10台ほど所有しており、そのほとんどがヤマハ。YZF-R1 SP、YZF-R6、トリシティ125、TZR125、ニュースメイト90などを愛用しているとのことだった。
「この595 Monster Energy Yamahaは、私にとって初アバルトです。二輪のほうではイタリア車に乗っていたのですが、私が買うとそのメーカーが倒産するので(笑)懲りてしまい、もうイタリア製のバイクを買うのをやめようと思っていました。ですが、アバルトは四輪で、これが出たので買わずにはいられませんでした。とはいえ、新型スープラのMT仕様が早く出ていたら、分かりませんでしたね。いまはこのクルマがお気に入りなので、ずっと乗っていきます」
なかりゃこふさんの595 Monster Energy Yamahaは、フィアットピクニックのアクティビティのひとつとして実施されたデコレーションコンテストに参加したので、全方位的に飾りつけられていたが、すべてのアイテムがヤマハと二輪に関係するものだったので統一感はハンパなかった。
フィアットピクニックに初めて参加したとのことだったが、初回からフルブーストだったので、来年のなかりゃこふさんと595 Monster Energy Yamahaにも期待したい。