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フェラーリに間違えられた!? フィアット「バルケッタ」をあるはずないアバルト仕様に! エンジンはアルファ ロメオ!?

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

小舟っぽさが出るように工夫

オレンジ号をイジっていたのと同じようにイエローのバルケッタもモディファイしており、何かテーマがあるのですか? と伺ったら、愛車の年代にアバルトがあったら、きっとこんな感じになっていたはず、というイメージで作ったのだという。

むむっ、そういうことね、と思ってエンブレムをチェックしてみたら、見事にアバルトになっていた。アルファ ロメオのエンブレムも付いていたので、再びYujikokoroさんに伺ってみたら、笑顔でボンネットを開けてくれた。

「初期のアルファロメオ147と同じエンジンらしく、ツインスパーク用のエンジンヘッドを装着できるんですよ。このモディファイは安くできることで知られています」

過去にそんな話を聞いたことが無かったので、ボンネットが開いた瞬間に、あー、エンジンヘッドのカバーがアルファ ロメオなのでエンブレムを付けているのね、と思ったら、実際に稼働しているとのことなのでビックリしてしまった。

「以前はFC3S型のマツダRX-7やファミリアGT-Xなどに乗っていました。現在はダイハツ ハイゼットのトラックとバルケッタの2台体制です。バルケッタは、オフ会に行くときに乗っています。こだわりのポイントは、バルケッタがイタリア語で小舟を意味する言葉なので、小舟っぽさが出るようにプントアバルト用のサイドスカートを黒くするなど工夫し、スリムに見えるようにしています。オフ会でフェラーリと間違えた人がいたので、それが一番思い出深いエピソードですね」

クルマは人との出会いで人生を豊かにしてくれるもの、とも話してくれたYujikokoroさんは、これからもオフ会でツインスパーク用のエンジンヘッドを装着しているアバルト仕様のバルケッタの雄姿を披露してくれるだろう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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