こだわり抜いたクリアランス
足まわりは、設定ストロークが比較的幅広いACCエアサスのエアランナーをチョイス。これに加えてアーム類を加工してジオメトリーを細かく調整し、ノーマルに近い車高からメンバー着地状態まで車高の調整が可能だ。ホイールはSSRプロフェッサーSP6で、フロント18×9.5J+30、リア18×10J+11をセレクトしている。
前後ともにタイヤを引っ張って装着することで、エアゼロの状態で、ちょうどメンバーが地面に接触し、同時にリムとタイヤの隙間にフェンダーリップが接触するポークスタンスとなっている。
ちなみにタイヤをよく見ると、側面のリムガード部分が削られ、サイズ表示やブランドロゴが全く見えない状態だ。これはフェンダーに干渉する突起部分を自身でサンディングした結果だそう。いかにギリギリのクリアランスでスタンスを追求しているかが判るだろう。
今後はこのホイールのまま、現在のポリッシュ状態からブラッシュド(磨いた際のヘアライン目が出る程度の表面)に変更したり、塗装するなどのイメージチェンジをしたいそう。何れにせよ、真っ黒なボディで唯一目立つホイールだけに、大きく雰囲気は変わるはずだ。