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「サンタフェ」は400年の歴史ある「アメリカの宝石」芸術の街として有名な一度は訪れたい古都です【ルート66旅_30】

「サンタフェ」は400年の歴史ある「アメリカの宝石」芸術の街として有名な一度は訪れたい古都です【ルート66旅_30】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭

  • 「奇跡の階段」があるロレット・チャペルは超メジャーな観光スポット。礼拝堂ではあるがギフトショップも備えており入場料は5ドルだ
  • 支柱がない不思議な螺旋階段。以前は聖歌隊が上り下りに使っていたらしいが、今は保護のため足を踏み入れることはできなくなった
  • 雑誌やTVでは昔から紹介されており、知っている人も多いかもしれない。謎を解明したであろう人が声高に語らないのがなんとも粋だ
  • サンタフェの中心部を散策。新しい建物も多いが漆喰が塗られた外壁は、統一感がありアメリカの宝石と呼ばれるのも納得の美しさだ
  • 駅前の広場では民族工芸品などのマーケットが開催中。ここから将来は世界的に名を知られるアーティストが誕生するのかもしれない
  • 小さなギャラリーが集まった施設の中庭。近くにいた詳しそうな人に聞いたところ「捨てられていた廃品を使ったアート」とのことだ
  • 外観は漆喰が塗られたクラシックなプエブロ様式でも、内部はご覧のようにイマドキな建物も。有名ブランドのショップも数多くある
  • 故郷の味が恋しくなり何度か入ったことがある日本食レストラン。とても美味しかったけどコロナ禍のせいか閉業してしまったようだ
  • 駅前にあるサンタフェ・トレイルの記念碑。西部開拓のほか交易、米墨戦争(1846~1848年)では侵攻ルートとしても使用された
  • 週末のサンタフェ駅前はいろいろなジャンルのアーティストや、世界中から訪れた観光客で大賑わいだ。アッという間に時間が過ぎていく
  • 聖フランシス大聖堂。建設された1610年は日本でいうと関ヶ原の戦いから10年後、江戸幕府が成立してからすぐの時期に相当する
  • 聖フランシス大聖堂。平日のせいか内部はほぼ無人だった。もちろん定期的に修復されているとはいえ、劣化を感じないのは湿度の少なさもあるのだろうか

かつてルート66が通った「アメリカの宝石」

広大なアメリカを東西2347マイル(3755km)にわたって結ぶ旧国道「ルート66」をこれまで5回往復した経験をもつ筆者が、ルート66の魅力を紹介しながらバーチャル・トリップへご案内。イリノイ州シカゴから西に向かい、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、テキサス州を経て、今回はニューメキシコ州の州都でありアメリカ有数の観光都市、サンタフェにやって来ました。

アメリカ合衆国ができるより前の1610年に創設

ビリー・ザ・キッドが眠る街フォート・サムナーと、純白の砂漠が延々と広がるホワイトサンズ国立公園。ニューメキシコ南部の壮大な寄り道を終え、旅はいよいよルート66へと回帰する。目指すはニューメキシコ州の州都であり、アメリカの宝石と呼ばれる街サンタフェだ。

かつてはスペインとメキシコの領土だった時代があり、現在でも料理などさまざまな文化に当時の色を根強く残す。なお正式な名称は「ラ・ビヤ・レアル・デ・ラ・サンタ・フェ・デ・サン・フランシスコ・デ・アシス」で、日本語に訳せば「アッシジのフランチェスコの聖なる信仰に忠実な王都」となる。

またサンタフェは歴史の古さでもよく知られており、創設はアメリカ合衆国ができるより前の1610年。独立宣言からじつに166年も昔なのだ。ルート66ができる以前から交通の要衝として大いに繁栄しており、西部開拓ルートのひとつでサンタフェ・トレイルの起点でもあった。

1926年に完成したルート66も当然のようにここを通過したが、1937年にニューメキシコ州で大きなルート変更が行なわれる。以前はサンタ・ローザから北へ迂回しラスベガス(カジノで有名な街とは違う)などを経由し、サンタフェに到達してから再びアルバカーキへ南下するというルートを採用していたが、1937年からはサンタ・ローザからアルバカーキへまっすぐ入るように改められた。

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