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998万円! メルセデス・ベンツ新型「GLC 350 e」が日本上陸!「カイエン」や「XM」と同レベルのバッテリー容量で余裕の走りが実現しました

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TEXT: iconic  PHOTO: メルセデス・ベンツ日本

  • メルセデス・ベンツ「GLC 350 e」。スターパターングリルを標準装備。特徴的なルーバーでSUVらしさを表現した
  • クロームのアンダーガード風デザインでSUVらしさを、ダミーながら左右のエグゾーストエンドで力強さを演出する
  • インテリアも従来モデルと同様。上下に二分割されたダッシュボードにはウッドトリムが採用される
  • ラゲッジ容量は通常(5名乗車時)470L、後席を倒せば最大1530Lまで拡大する
  • 先代モデルからのキープコンセプトで2023年にモデルチェンジを果たした2世代目となる現行GLC。オフロード走破性も向上している。(写真は海外仕様)
  • 100万個以上の微小な鏡で光を屈折させることで照射方向を定めるDIGITALライトを装備した。(写真は海外仕様)

GLCにプラグインハイブリッドが登場

メルセデス・ベンツの人気ミドルクラスSUV「GLC」にプラグインハイブリッドモデルの「GLC 350e 4MATIC スポーツ エディションスター」が追加設定されました。大容量バッテリーを搭載し、118kmものEV走行を可能としています。

ハイパフォーマンスモデル並の大容量バッテリーを搭載

メルセデス・ベンツは人気のミドルクラスSUV「GLC」にプラグインハイブリッドモデル「GLC 350e 4MATIC スポーツ エディションスター」を追加設定した。3月の新型GLC登場以来、マイルドハイブリッドの2リッター直4ディーゼルを搭載した「GLC 220d 4MATIC」のみがラインアップされていたが、プラグインハイブリッドモデルも選べるようになった。

新型は最高出力204ps/最大トルク320Nmの2L直4ターボエンジンに136ps/440Nmのモーターを組み合わせ、システム総合で313ps/550Nmを発揮。31.2kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、118km(等価EVレンジ)のEV走行が可能となっている。速度もEV走行で140km/hまで出すことができるので、高速道路でも余裕をもって走ることができる。ちなみに、31.2kWhというバッテリー容量はプラグインハイブリッドとしては大きめで、ポルシェ新型カイエンやBMW XMなどのハイパフォーマンスモデルと同レベル。多くのモデルは10〜20kWhほどとなっている。

充電は急速充電に対応。普通充電が国内で新たに普及しつつある6kW/30Aに対応しているのもポイントだ。普通充電はこれまで3kW/15A前後が主流となってきたためか、6kWに対応していないモデルも散見される。

また、無駄なエネルギーロスを防いでくれる、インテリジェントアクセルペダルが採用された。EV走行時に、これ以上アクセルを踏むとエンジンを使わなければならないというモーター走行の限界点で、アクセルペダルの抵抗を増やしてドライバーに知らせてくれる「プレッシャポイント機能」がついている。

エアサスと後輪操舵システムを標準装備

内外装や装備などはGLC 220d 4MATICと基本的に同様ながら、上級モデルらしく装備が充実。オプションだった多くの装備が標準装備されている。足まわりには可変ダンピングシステムを備えたAIRMATICサスペンションを装着、スポーツモードでは車高を約15mm下げ空力特性を向上、オフロードモードでは約15mm上げて走破性を高めてくれる。

さらに後輪操舵システムのリアアクスルステアリングも標準化され、最小回転半径を5.1mとしている。エクステリアではフロントグリルに立体的形状のスリーポインテッドスターを無数にレイアウトしたスターパターングリルを標準的装備、スリムなヘッドライトや精悍な最新デザインのバンパーと組み合わせられている。

12.3インチのコックピットディスプレイと11.9インチ縦型メディアディスプレイを備えたインテリアも従来モデルと同様の仕立て。対話型インフォテインメントシステムのMBUXやARナビゲーションなどが備わっている。また、各種設定や安全運転支援システムの操作などのスイッチ類が備わるブランド最新のステアリングを装着、ステアリングをドライバーが握っているかを判定するハンズオフ検知機能が静電容量式センサーとなっている。

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