先進安全装備など日常使いにも配慮
エンジンは最高出力204ps/最大トルク500Nmの2.8L直噴ディーゼルターボを搭載、トランスミッションはスムーズな操作性へのニーズに応えるため6速ATが組み合わせられている。4WDは従来通りパートタイム式を採用した。悪路走破に欠かせない電動デフロックに加え、VSC(ビークルスタビリティコントロール)やA-TRC(アクティブトラクションコントロール)などの制御システムを装備。サスペンションも改良されており、乗り心地の快適さがアップしている。
また、プリクラッシュセーフティやドライブスタートコントロール、レーンディパーチャーアラートなどを備えたToyota Safety Senseを標準化し、先進安全装備を充実させていることもポイントだ。
エクステリアは道具としての機能性と圧倒的な安定感をもたらす“70”らしい水平・垂直基調を継承した。さらに、ヘッドライトなどディテールは時代性を捉えてアップデートさせたことで、デザインを進化させている。左右の大きさが異なる観音開きのリアゲートが引き続き採用されているのもファンには嬉しいポイントだろう。
インテリアも機能的なデザインとレイアウトを継承しており、悪路走行時に役立つ水平基調のインパネをはじめとした直線的で力強いデザイン、オフロード走行に配慮したレイアウトの操作系などを採用。一方で、日常使いなど用途の多様化に対応すべく、合成皮革とファブリックを用いたシート地や本革巻きステアリングなど上質感のある素材を用い、オーナーの満足感を高めている。
日本にはピックアップは導入されず、バンタイプのAXのみをラインナップ。価格は480万円(消費税込)となる。なお、新型は3ナンバー登録となることもポイントだ。