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カロッツェリア「楽ナビ」誕生から25周年! 音声認識で簡単に目的地設定できた画期的なアイディアでした〈PR〉

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TEXT: 会田 肇  PHOTO: 井上悠大

多くの人の要望に応えられる幅広いラインナップを揃えた

21世紀が間近に迫った2000年になると楽ナビはCD-ROMからDVD-ROMへと記録メディアを転換する。そんな中でDVD楽ナビの第一号モデル「AVIC-DR1000」で、業界を揺るがす驚きの事件を引き起こす。それはDVD化したにもかかわらず、その販売価格をCD-ROM時代と大きく変わらないものとしたことだった。実はパイオニアには上級モデルとして「サイバーナビ」があり、この差別化のために楽ナビを低価格路線に当てはめたわけだが、それまで“DVDナビは高級機”としていた同業他社にとってこの動きは大きな脅威となったのだ。

その後に続くDVD楽ナビの第2世代モデル「AVIC-DR2000」では価格をさらに身近なものとすることで市販カーナビゲーション普及の起爆剤となった。使いやすさの他に、楽ナビは記録メディアもHDD→メモリーへと変遷。2DIN一体型ナビやポータブル型ナビを相次いで投入し、多くの人の要望に応えられる幅広いラインナップを揃えることになる。しかも、初代モデルから使いやすさを重視してきただけに、この相乗効果もあって人気は沸騰。楽ナビは業界をリードするデファクトスタンダードとしてほぼ決定づけられている。まさに楽ナビの地位固めはここに盤石なものになっていったのだ。

最新モデルは「Doメニュー」のさらなる進化

では、最新の楽ナビはどうなっているのか。最新モデルは2023年1月に発表されたメモリーナビとなっていて、そのラインナップはなんと15モデルにもおよび、今もなお幅広いラインナップぶりは健在だ。最新モデルの大きな特徴はインターフェースの進化で、レスポンスの大幅な上昇に加えて「Doメニュー」と呼ばれるメニュー画面が採用された。これは初代モデルのAVIC-500の流れを引き継いで進化したインターフェースと言っていい機能でもある。

その「Doメニュー」の中央には、ドライブ中の使用頻度が高い施設を「ダイレクト周辺検索」するアイコン3つ(駐車場・ガソリンスタンド・コンビニエンスストア)を配置。その上には「お出かけ検索」の入力ウインドウがあり、左側は再生中のAVソース情報、その下には任意で設定できる4つのショートカットアイコンが並ぶ。つまり、したいことが一目でわかるそんな造り込みをこのインターフェースからは感じ取れるものとなっているのだ。

そして、最新の楽ナビならではの大きなトピックとなっているのが、コネクテッドへの本格対応だ。これまでも楽ナビは音声認識による目的地検索や、オンデマンドVICS、駐車場の満空情報などでオンライン化を実現していたが、最新モデルではサイバーナビに続いて車載用Wi-Fiに楽ナビとして初対応。音声認識には非対応であるものの、目的地検索でもクラウドとの連携によって思いついたキーワードを手入力によって対応するなど、その使い勝手は大幅に高められている。

楽ナビAVIC-RQ920-DC

また、オンラインによる地図データ更新を可能にしたのも見逃せないポイントだ。これまで車載カーナビは地図データの更新が難しいとされてきたが、最新の楽ナビではこれを自動化。最新データの確認からデータのダウンロード・更新まで、ユーザーは特に何もしなくても自動で行ってくれるため、スマホのナビアプリと比べても遜色ないものになっている。さらに、オンデマンドVICSやスマートループによる渋滞情報を加味したルートを示し、これが高品質なルートの案内につながっているのはパイオニアならではの魅力でもある。

楽ナビはデビュー当時のコンセプトとして、より多くの人に高機能・高性能を提供することを目標に、カーナビの歴史を変えてきた存在でもある。それが今やコネクテッド化を果たすことで、常に最新の情報に基づいたカーナビ機能が利用できるように大きく進化した。それは楽ナビが誕生して25年にわたってユーザーの声に応えてきた歴史でもある。そんな楽ナビだけに、生み出されたノウハウは最新技術によってさらなる進化を遂げていくだろう。今後も楽ナビは多くのドライバーを魅了し続けてくれるに違いない。

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