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ビームスが日産「ルークス」をカスタム!「デニム」を取り入れたコンセプトカーは東京オートサロンで発表されます

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TEXT: AMW編集部  PHOTO: ビームス/日産自動車

ジーンズのデザイン言語を余すことなく落とし込む

インテリアはデニムの真骨頂を発揮するよう、より大胆なアプローチが施されている。最も象徴的なのは、車内の主役となるシート。良質なセルビッチデニムの特徴であるほつれ止め、通称「耳」と呼ばれるパーツもデザインとみなすことで、デニムの裏地を忠実に再現している。

一方で、足元のフロアマットはデニムの表地が来るように配置。デニムはワークウェアの象徴として使い込まれ、ファッションの世界ではデニムを「育てる」ことが美徳とされてきた。走行距離がクルマの愛着へと変わり、それにともないデニムが経年変化していくことで、一層「ルークス」への愛情を深めてほしいという想いが込められている。

さらに、座席後ろのピスネーム(タグ)や、大小のシートポケットなど、ジーンズのデザイン言語を余すことなく落とし込んだほか、アクセントとしてステアリングスイッチ部にビームスのコーポレートロゴを配している。

カスタマイズ監修担当の加藤忠幸氏はこのようにコメントしている。

「ビームスが追求するのは、普段着のカッコよさです。ファッションにもルールがありますが、私たちはその掟を少しずつ破ることで、カッコいいの定義を拡大してきました。日産はバブル期に派手な車体が登場するなか、愛嬌のあるレトロなモデルを打ち出し、パイクカーの火付け役となった企業と認識しています。他社と異なるこのアプローチはファッションの感覚に近く、鋭い着眼点で乗用車のスタンダードを拡張する日産の哲学に親和性を感じずにはいられませんでした。日本の実用性を象徴する軽自動車がオシャレであれば、気分がハッピーになるはずです。裏デニムを使用したこのコンセプトカーは、日産が培ってきたノウハウと、ビームスに宿るファッションの美学が融合し、本質から共鳴した企画ができたと実感しています」

AMWノミカタ

日本のファッションを牽引してきたビームスは、監修担当者のコメントにもあったように追求するのは「普段着のカッコよさ」。ワークウェアをルーツとするデニムの定番型を復刻したり、新鋭ブランドを取り扱ったりと普段着の幅を広げてファッションの楽しさを享受することのできるブランドだ。そんなビームスが日産ルークスのコンセプトカーを発表するとは……! ボディカラーのメインはセルビッチデニムの裏地をイメージし、シートは耳をパーツアイテムにするなんて玄人にはたまらないだろう。実際に東京オートサロンでチェックしてみたい。

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