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フェラーリ「360スパイダーF1」のマフラーを自作しちゃいました! 斬新なカスタムが満載の跳ね馬をお見せします

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

  • オーナーの“むぎちゃん”さん&“もりそば”さんは、お揃いのTシャツでイベントを満喫
  • ボディカラーのブルーは純正のままで、塗り直していないという
  • 360スパイダーは、2000年に追加設定されたフルオープン仕様
  • マフラーは自作したもの。エンジン本体、燃料供給装置、トランスミッションはノーマル
  • 前後ともエアロパーツが装着されており、ボンネットも個性的
  • 360スパイダーは、2000年に追加設定されたフルオープン仕様
  • サスペンションはチャレンジ用に変更。ブレーキはノーマルだ
  • F1のレプリカだというステアリングホイールは見る者を驚かせる
  • サスペンションはチャレンジ用に変更。ブレーキはノーマルだ
  • 累計走行距離がまだ2万4000kmなので、インテリアは新車のような状態
  • マフラーは自作したもの。エンジン本体、燃料供給装置、トランスミッションはノーマル
  • ボディカラーのブルーは純正のままで、塗り直していないという

セントラルサーキットで開催されたチャオイタリア2023

2023年10月22日(日)に兵庫県のセントラルサーキットで開催された「Ciao Italia 2023」はイタリア車限定のサーキットイベント。定番ヒストリックカーから最新のスーパーカーまで、年式もメイクスも多様なモデル187台がエントリーした一大イベントの会場から、気になるクルマのオーナーにお話を伺ってみた。

1999年に360モデナがデビュー

フェラーリ「F355」の後継モデルとして「360モデナ」が1999年にデビューしたとき、あれ、トンネルバックスタイルを捨ててファストバックスタイルにしたのね、と思ったスーパーカー好きは多かったと思う。

そして、2000年にフェラーリにとって20番目のロードゴーイング コンバーチブルであるフルオープン仕様の「360スパイダー」が追加設定され、シンプルにカッコよかった。そのため、「おっ、やっぱりピニンファリーナってスゴイぞ!」と筆者も思ったものだった。

その想いが間違っていなかったことを、会場で再確認することができた。西日本最大のイタリア車の祭典に、超~個性的かつカッコいい2001年式のフェラーリ 360スパイダーF1が来ていたのだ。

360スパイダーF1のマフラーは自作

「以前ポルシェ ボクスターに乗っていたのですが、2年ぐらい前に360スパイダーF1に乗りかえました。これが人生初のフェラーリです。排気量3.6LのV8エンジンがフラットプレーンクランクシャフトだったのでチョイスしました。青と白のボディカラーがこだわりのポイントですね。気分転換で乗っています」

そのように話してくれたオーナーの“むぎちゃん”さん(44歳)によると、チャオイタに参加するのは初めてで、フェラーリ仲間に誘われて来たのだという。お揃いのTシャツを着た“もりそば”さんを助手席に乗せ、初参加のイベントを楽しんでいた。

むぎちゃんさんの360スパイダーF1は、どのアングルから見ても斬新だったが、とくに気になったのがステアリングホイールとマフラーだ。過去に見たことがない仕様だったので、この2点について伺ってみた。

「ステアリングホイールはF1のレプリカで、自分で取り付けました。スイッチがたくさんありますが、生きているものと死んでいるものがあります。ホーンは生きていますね。マフラーはさまざまなパーツを組み合わせて自作しました」

360スパイダーF1で走ることはもちろん、普段のメンテナンスも楽しんでいるとのこと。ほかにトヨタ「ハイエース」も所有してキャンプを堪能しているというむぎちゃんさんは、恐ろしく手先が器用なのであった。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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