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日本一のダイハツ「エッセ」が決定!「BRIG Driving Challenge Series」2023最終戦の模様をお伝えします

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

  • 「エッセ」クラスチャンピオン:鈴木博司選手(ゼッケン7 MAC TOOLS MOTULエッセ)
  • 「マーチ」クラスチャンピオン:和田光司選手(ゼッケン11 BRIG Power+ WATER RACINGマーチ)
  • 2023「エッセ」クラスチャンピオンの鈴木博司選手、2位の行徳聡選手、3位の武藤功二選手
  • 2023「くるま相談室」クラスチャンピオン:伊藤瑠衣選手と2位の山地選手
  • 2023「マーチ」クラスチャンピオンの和田光司選手、2位の五十嵐貴充選手、3位の石井元紀選手
  • 「ロードスター」クラスは親子対決となり、父親の山村正典選手(ゼッケン15 スクーデリア77ロードスター/1分11秒737)が勝利
  • 「コンパクト」クラスは、酒井秀康選手(ゼッケン19 ウエストファームシティ壱號車/1分8秒119)
  • この日のオールオーバーのベストタイムは1分5秒454の大野靖春選手(ゼッケン21 KRT BRIG MINI/MINIクラス優勝)となった
  • オールジャパンエッセカップから数えると4シーズン目のシリーズも無事に終了となった
  • 「くるま相談室」クラスチャンピオン:伊藤瑠衣選手(ゼッケン10 ウエストファームエッセ61號車)
  • 今季も、日本一のエッセ遣いを決める戦いが無事に終了

4人目の日本一エッセ遣いが決定

年間にサーキットタイムトライアルやジムカーナ、林道アタックやヒルクライムといったさまざまなカテゴリーでの競技全5戦でシリーズを構成する「BRIG Driving Challenge Series(ドライビング・チャレンジ・シリーズ)」の2023年シーズンが終了した。

モータースポーツを手軽に楽しむのにも最適な1台

ダイハツ「エッセ」といえば、2005年から2011年まで販売されたダイハツの軽5ドアハッチモデル。最高出力58ps/最大トルク6.6kgmを発揮するKF-VE型エンジンに、車重700kg台の軽量なボディを採用し、6代目ミラをベースにしたシンプルな実用車として軽快に走る1台として登場した。すでに販売は終了しているものの、現在でも比較的リーズナブルに中古車が入手できるうえに、維持費も安く、モータースポーツを手軽に楽しむのにも最適な1台となる。

そのダイハツ エッセを使用したワンメイク・シリーズ「ALL JAPAN ESSE CUP(AJEC)」がスタートしたのは2020年のこと。AJECはその後2022年から「BRIGドライビング・チャレンジ・シリーズ」という名称に変わって、エッセ以外の車種も対象にした車種統一異種格闘技戦的なシリーズとして展開中である。その2023年シーズン最終戦となる1戦は、スパ西浦モーターパークで行われたサーキットトライアルとなり、2023年12月16日(土)に開催された。

今シーズンのクラス分けとしては、エッセを中心とした新規格軽自動車2WDモデルの「エッセ」カップ、新規格軽自動車のLSD非装着車による「くるま相談室」カップ、さらには日産マーチのワンメイクとなる「マーチ」カップ、1.5Lクラスのコンパクトカー(1.6Lのスズキ「スイフト」も参加可能)で争う「コンパクト」カップ、BMW MINIワンメイクとなる「MINI」カップ、「GRヤリス」ワンメイクの「YARIS」カップなどとなる。この最終戦には、エッセだけで10台(ダブルエントリーを含む)がエントリー。他にもコンパクトカーを中心に21台のエントリーを受け付けることとなった。

パイロンジムカーナ、ヒルクライム、ダウンヒルなどを行ってきた今シーズン、競技カテゴリーとしては、サーキットでのタイムアタックとなるこの最終戦は、カテゴリーで2グループに分け、10分間のタイムアタックを2本行ってその中のベストタイムを競うものとなる。今回使用するのは、愛知県にあるスパ西浦モーターパーク。そのコースを逆走(反時計周り)という形で使用する(コース長1561m)。1台の車両をシェアするダブルエントリーも可能となることから車両のシェアも多い。

残念ながら明け方まで残っていた雨の影響もあって路面はウエット。競技中には陽が射してくるタイミングもあったものの路面状況の劇的な改善はなく、ちょい濡れという難しいコンディションでのタイムアタックとなった。非常に短い時間だったが、各選手が集中してタイムアタックを行い、無事に事故なく最終戦は終了。ここまでもつれ込んでいた各クラスでの勝者が決まり、2023シーズンのチャンピオンが確定した。

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