部品取り車も確保してまだまだ乗り続けていく
ところで、日本の街中であまり見ることのなくなった309。1985年から1993年までの生産で、最終モデルでもすでに30年が経過している。オーナーたちやパーツ供給など、309を取り巻く状況はどうなのだろうか。
「維持疲れって言うのでしょうか、少し休んでいる仲間たちも増えてきましたが所有はしています(笑)。消耗品はサードパーティのものがありますし、まだ維持は可能です。他のクルマも同じだと思いますが、外装などは入手が困難ですね。じつは部品取り用として、4台目の309はナンバーを返してからもストックしています」
「この5台目はちょうど所有して10年目で、ヘッドは自分でオーバーホールしたりしながら、約6万km乗っています。309には免許取得からずっと乗ってきていますし、日本全国訪れました。私にとって、いつもそこにあるものなんですよ。そうだ! いつか通りたいと思っている国道309号線は、まだ行ったことがなかったな」
これからもScud309さんと309 GTiの蜜月は続いていくようだ。