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498万800円で三菱新型「トライトン」が12年ぶりに日本上陸! 世界戦略車であり本気の悪路で使われるための装備とは?

498万800円で三菱新型「トライトン」が12年ぶりに日本上陸! 世界戦略車であり本気の悪路で使われるための装備とは?

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 三菱自動車/AMW 竹内耕太

日本では快適なダブルキャブ仕様のみで展開

室内は5名乗車。後部座席は広いとはとても言えないが、一般的なセダンの後部座席くらいの広さは確保している。5名乗車ではちょっと狭いが、4名乗車なら十分に乗れる程度だ。後部座席の背もたれの角度も同じような車格のクルマに比べて寝ていて、直角シートではないので普通に快適だ。

しかも、天井には前の空気を後部座席に送ることでエアコンが効くようにサーキュレーターまで装備。リアシートの快適性が大幅にアップしている。

そして荷台。バイクを積むには長さが足りないが、スノーボードやスキーなど気軽に載せられる広さと長さは十分にある。遊びやキャンプのグッズを気にせずブン投げて置ける十分なスペースがある。

キャンプやレジャーに行って、ちょっとした汚れや濡れているのも構わずにドンドンッと載せて帰れるのは、ワゴン車にはない大きな魅力。大人遊びにピッタリの大型オモチャがトライトンなのだ。

遊びの相棒としては最強かも!?

そんなワイルドな使い方を許容しながらもエンジンは最新で、なめらかで快適にパワーとトルクが引き出せる。トランスミッションは6速ATで全域での扱いやすさを確保する。

新開発のラダーフレームは超ハイテン鋼を採用して剛性と軽量化を実現し、キビキビとした走りをもたらす。足まわりはダブルウィッシュボーン+軽量化したリーフスプリング式。大径ショックアブソーバーによって悪路でも十分な剛性と容量を確保して快適な乗り心地を実現した。

ワイルドな見た目とは裏腹に繊細な走りを実現するエンジンと駆動、そして最新のフレームと足まわり。わんぱくな男の子のようなキャラクターなのに、中身は繊細な淑女のよう。そんな楽しめて心強い相棒がトライトンなのだ。

そして、そんな最高の遊びの道具の車両価格は、「GLS」が498万800円(消費税込)、上位グレードの「GSR」が540万1000円(消費税込)。クルマの高騰化が著しい昨今においてはかなりのバリューなプライスと言えるのではないだろうか。

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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