走りのシビック FK風スタイル
ワゴニスト編集部がこれまで取材したクルマのなかからピックアップして紹介。ここでは、ホンダ「オデッセイ RB」か「シビック FK」かわからないほどのスタイリングが魅力のホンダ「オデッセイ RB3」を紹介する。スポーツムードがプンプン漂うスタイリングに注目だ。
タイプRの挑戦的なマスクへ
「人とカブらないカスタムを目指し、前はシビックなのに後ろはオデッセイということで、見た人に驚いてもらえるところがポイントですね!」
そう話してくれたのた、オデッセイ RB3オーナーの奥野正弘さんだ。
前から見るとシビック FK7・タイプR、すれ違って後ろから見て初めてオデッセイとわかる。FK7型シビック タイプR顔に仕上げているのが奥野さんのオデッセイ RB3だ。元はマツダ「RX-7(FC)」に乗っていたが、日産「180SX」に乗り換え。その後マツダ「RX-7(FD)」とスポーツカーに乗り、オデッセイ RB1からオデッセイ RB3と乗り継いできた。
タイプRの挑戦的なマスクが好きで、ドリフト車などの足まわりでおなじみのスキッドレーシングが、オデッセイのタイプR仕様の写真を載せていたこともあり、FK7型シビック タイプR顔にしようと決意したのだ。
ワンオフで作り上げた自慢のフェイス
メインパーツとなるフロントバンパーは上部が純正、下部にシビック タイプR純正を合体したワンオフ仕様。バンパー上部は黒く塗ることでグリル部を大きく見せて、タイプR風に演出した。
左右のダクトには後期タイプR風の白ルーバーを追加している。リップは汎用アンダースポイラーを装着し、ヘッドライトは純正のままになっている。グリルは純正をブラックアウトしてタイプRの赤エンブレムを装着することで、自慢のフェイスを作り上げた。
足元は無名ホイールを「ボルクレーシングTE37SL」風にペイント。キャリパーはアブソルート用に交換して、キャリパーカバーを装着している。
一方リアはそのままオデッセイで、エムズスピードのハーフに汎用カナードを装着している。バックフォグは自作し、マフラーはRB4用モデューロを加工装着する。この完成度は見事というしかない。