いつか娘に引き継ぐまでビートを楽しみたい
愛車ビートがピカピカに再生されると、思いがけないことが起こったそうだ。
「それまで、見向きもしなかった娘がすごく興味を持ってくれたんですよ。一緒に乗りたいと“ミートザビート”や、この八千代工業でのミーティングにも昨年は一緒に参加しましたし、会話が増えたことは嬉しいですね。思いがけない人生の展開と言っては大袈裟かもしれませんが、それを与えてくれたビートは、かけがえのない存在にもなりました」
「免許を返納したら娘が“引き受けるから”と言っているので、なるべくオリジナルの良い部分を残しつつ、運転しやすいチューニングも考えています。このレカロのバケットシートも、しっかり体をサポートしてくれるおかげで、ハンドル操作もさらに軽くなっているんですよ」
現在はご両親の面倒を見るために遠出はできないというが、以前2カ月かけて歩いて巡ったことのある四国霊場88カ所をビートで巡り、いつか娘さんに引き継ぐまで、これからもビートを楽しみたいと語る、“ボッチとし”さんであった。